イタリア旅行 6日目 ~水の都ヴェネチア・最終日~
いよいよ今回の旅行も最終日。
今日も水の都ヴェネチアはどんよりとした空模様です。
そしてヴェネチアの街が高潮で冠水するアックア・アルタは今日も発生が予想されているので、午前中にサン・マルコ広場の鐘楼に登り、一旦ホテルへ帰ってチェックアウトした後、比較的冠水の影響が少ない島の西側と他の島を周ることにしました。
ヴァポレットで早朝のカナル・グランデを縦断します。
ゴンドラは貸切ると高いですが、こんな乗り合いの渡しゴンドラもあるんですね。しかも立ち乗りというのがなんとも面白い光景です。
サン・マルコ広場に到着。早速鐘楼を目指します。
時間帯によっては長蛇の列となるため、あえて早朝のこの時間を狙いました。天気が悪いことも相まってチケット売り場は全く列もなく、エレベーターも2台待って乗車することができました。
鐘楼から見下ろす景色。ヴェネチアの街を全く違った視点で見ることができます。レンガ色の屋根に統一された無数の家々が並んでいます。
サン・マルコ広場も早朝ということで人影がまばら。
すでに冠水時用の通路が敷設されています。
サン ジョルジョ マッジョーレ教会。午後行くことにしました。
サン・マルコ寺院の入場待ち列をミニチュアモードで。
下へ降りると冠水が徐々に始まっていました。運河の方から浸水してくるのかと思いきや、排水口から逆流してくる感じなんですね…まぁ不便ではありますがこれも貴重な体験です。周辺のお店では簡易的なシューズカバーを売っていますが、モノの割にはかなり高いです。ただ、ミラノやフィレンツェのように怪しい物売りはいないのでまだいいですが…
冠水がひどくならないうちにホテルへ戻ります。途中昨日も買い物したスーパーのCONADで追加のお菓子を購入。荷物をまとめてホテルをチェックアウトします。スーツケースはそのままフロントで預かってもらい、再び街中へ。
ヴァポレットでサンタ・ルチア駅前を通過しバスターミナルへ。念のため空港行きのバスのりばを確認しておきます。この頃からヴァポレットも運行に影響が出始め、電光掲示板には各ルートとも運休の表示が目立ち始めました。ピーク時にはムラーノ島に逃げようかなと思っていたのですがこちらもすでに運休。仕方ないので島の西部をゆっくり散策することに。
前回訪れた時はなかったトラムが、ヴェネチア本島と対岸のメストレを結んでいました。
島を南の方向へ歩いていると急に天候が回復してきました。1時間前の曇天がウソのような快晴…
これはアックア・アルタの名残なのか? それとも何か別の原因なのか?
やはり青空だと建物の色彩も俄然鮮やかに見えます。
島の西部は比較的観光客も少なく落ち着いた印象。庶民的なお店や広場もあります。
アックア・アルタのピークは過ぎましたが、途中一箇所だけ大冠水しているところがありました。
小一時間散策してやってきたのはカ・レッツォーニコ(Ca' Rezzonico)。
17世紀に建てられた貴族の宮殿。完成まで100年以上かかったとか。とにかく建物の外観が美しく、チケット売り場やショップがある中庭も素晴らしいです。入館料は10ユーロ。
建物は3階建てで、1階には18世紀の絵画や当時の調度品が展示、2階もたくさんの絵画が展示されています。当時の寝室などもあって、ヴェネチアが隆盛を極めた頃の貴族の華やかな生活ぶりが垣間見れます。
特にメインとなるのはティエポロの天井画。豪華なシャンデリアと共に。
建物の前は大運河が広がります。
運行を再開したヴァポレットに乗ってサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会へ。
青空をバックにドゥカーレ宮殿と鐘楼のコントラストが美しいです。
こちらがサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会のファサード。
教会内部を抜けていくと奥に鐘楼へのエレベーターがあります。5ユーロ。
鐘楼から眺める絶景。サンマルコ寺院やドゥカーレ宮殿などヴェネチアの大パノラマが拡がります。
サンマルコ広場の鐘楼に比べると、街に囲まれていないので、目の前に海が拡がりとても開放感があります。一方街並みのゴチャゴチャ感は近くに感じられませせんが、ヴェネチアの全景が見渡せますので、写真映りは抜群です。観光客もさほど多くないのもこちらのメリットですが、展望スペースで外が見渡せる場所は狭く、後ろに並んでいる人のことを考えると結構忙しなくなります。
教会そのものも荘厳で見応えのある場所でした。
いよいよヴェネチアともお別れの時間が近づいてきました。
帰りにパニーニを買って腹ごしらえ。
ホテルでスーツケースを受け取り、バスターミナルから空港行きのシャトルバスに乗車します。
所要時間は20分ほど。
ヴェネチアの空港は初めて利用しましたがなかなか大きな空港で、国際線はこれから搭乗するトルコ航空やエミレーツ、カタール、エティハドの中東系が主ですが、ヨーロッパ各地からはたくさんのフライトがあります。1年ほど前には僅かな期間でしたが東京からも直行便が飛んでいました。
イスタンブール行きのトルコ航空。今回は日本まで片道込み込み4万円というチケットをゲットしました。
トルコ航空はヴェネチア~イスタンブール間を毎日4便飛んでいます。イスタンブールまでは2時間半ほどのフライトです。新婚旅行以来のイスタンブール空港。懐かしいです。
いろいろとトラブルもあった旅でしたが、楽しい旅行になりました。
今日も水の都ヴェネチアはどんよりとした空模様です。
そしてヴェネチアの街が高潮で冠水するアックア・アルタは今日も発生が予想されているので、午前中にサン・マルコ広場の鐘楼に登り、一旦ホテルへ帰ってチェックアウトした後、比較的冠水の影響が少ない島の西側と他の島を周ることにしました。
ヴァポレットで早朝のカナル・グランデを縦断します。
ゴンドラは貸切ると高いですが、こんな乗り合いの渡しゴンドラもあるんですね。しかも立ち乗りというのがなんとも面白い光景です。
サン・マルコ広場に到着。早速鐘楼を目指します。
時間帯によっては長蛇の列となるため、あえて早朝のこの時間を狙いました。天気が悪いことも相まってチケット売り場は全く列もなく、エレベーターも2台待って乗車することができました。
鐘楼から見下ろす景色。ヴェネチアの街を全く違った視点で見ることができます。レンガ色の屋根に統一された無数の家々が並んでいます。
サン・マルコ広場も早朝ということで人影がまばら。
すでに冠水時用の通路が敷設されています。
サン ジョルジョ マッジョーレ教会。午後行くことにしました。
サン・マルコ寺院の入場待ち列をミニチュアモードで。
下へ降りると冠水が徐々に始まっていました。運河の方から浸水してくるのかと思いきや、排水口から逆流してくる感じなんですね…まぁ不便ではありますがこれも貴重な体験です。周辺のお店では簡易的なシューズカバーを売っていますが、モノの割にはかなり高いです。ただ、ミラノやフィレンツェのように怪しい物売りはいないのでまだいいですが…
冠水がひどくならないうちにホテルへ戻ります。途中昨日も買い物したスーパーのCONADで追加のお菓子を購入。荷物をまとめてホテルをチェックアウトします。スーツケースはそのままフロントで預かってもらい、再び街中へ。
ヴァポレットでサンタ・ルチア駅前を通過しバスターミナルへ。念のため空港行きのバスのりばを確認しておきます。この頃からヴァポレットも運行に影響が出始め、電光掲示板には各ルートとも運休の表示が目立ち始めました。ピーク時にはムラーノ島に逃げようかなと思っていたのですがこちらもすでに運休。仕方ないので島の西部をゆっくり散策することに。
前回訪れた時はなかったトラムが、ヴェネチア本島と対岸のメストレを結んでいました。
島を南の方向へ歩いていると急に天候が回復してきました。1時間前の曇天がウソのような快晴…
これはアックア・アルタの名残なのか? それとも何か別の原因なのか?
やはり青空だと建物の色彩も俄然鮮やかに見えます。
島の西部は比較的観光客も少なく落ち着いた印象。庶民的なお店や広場もあります。
アックア・アルタのピークは過ぎましたが、途中一箇所だけ大冠水しているところがありました。
小一時間散策してやってきたのはカ・レッツォーニコ(Ca' Rezzonico)。
17世紀に建てられた貴族の宮殿。完成まで100年以上かかったとか。とにかく建物の外観が美しく、チケット売り場やショップがある中庭も素晴らしいです。入館料は10ユーロ。
建物は3階建てで、1階には18世紀の絵画や当時の調度品が展示、2階もたくさんの絵画が展示されています。当時の寝室などもあって、ヴェネチアが隆盛を極めた頃の貴族の華やかな生活ぶりが垣間見れます。
特にメインとなるのはティエポロの天井画。豪華なシャンデリアと共に。
建物の前は大運河が広がります。
運行を再開したヴァポレットに乗ってサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会へ。
青空をバックにドゥカーレ宮殿と鐘楼のコントラストが美しいです。
こちらがサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会のファサード。
教会内部を抜けていくと奥に鐘楼へのエレベーターがあります。5ユーロ。
鐘楼から眺める絶景。サンマルコ寺院やドゥカーレ宮殿などヴェネチアの大パノラマが拡がります。
サンマルコ広場の鐘楼に比べると、街に囲まれていないので、目の前に海が拡がりとても開放感があります。一方街並みのゴチャゴチャ感は近くに感じられませせんが、ヴェネチアの全景が見渡せますので、写真映りは抜群です。観光客もさほど多くないのもこちらのメリットですが、展望スペースで外が見渡せる場所は狭く、後ろに並んでいる人のことを考えると結構忙しなくなります。
教会そのものも荘厳で見応えのある場所でした。
いよいよヴェネチアともお別れの時間が近づいてきました。
帰りにパニーニを買って腹ごしらえ。
ホテルでスーツケースを受け取り、バスターミナルから空港行きのシャトルバスに乗車します。
所要時間は20分ほど。
ヴェネチアの空港は初めて利用しましたがなかなか大きな空港で、国際線はこれから搭乗するトルコ航空やエミレーツ、カタール、エティハドの中東系が主ですが、ヨーロッパ各地からはたくさんのフライトがあります。1年ほど前には僅かな期間でしたが東京からも直行便が飛んでいました。
イスタンブール行きのトルコ航空。今回は日本まで片道込み込み4万円というチケットをゲットしました。
トルコ航空はヴェネチア~イスタンブール間を毎日4便飛んでいます。イスタンブールまでは2時間半ほどのフライトです。新婚旅行以来のイスタンブール空港。懐かしいです。
いろいろとトラブルもあった旅でしたが、楽しい旅行になりました。
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