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J:COMタブレット LG G Pad 8.0Ⅲを使ってみた
我が家ではかれこれ30年くらい前からCATVを利用しています。当時は娯楽というよりも、電波受信障害対策としての役割が強く、ゴーストが酷かった我が家ではなくてはならないサービスでした。公共性が高かったため以前は行政が出資した会社により運営されていて、放送法の関係から基本的には一行政区内に一CATV業者という縛りがあり、規模もサービスも極限られたものでした。
それから十数年。最初の変化は放送サービスと通信サービスの融合。今じゃ若者に話しても「?」なアナログモデムというものを使って、ピーヒャラ、ピーヒャラヒャラとノイズを聞きながら、じわ~っと表示される画像を待ち眺めていたものでしたが、高嶺の花ながらISDNの常時接続なんていうものも出始めた時代。放送用の同軸網を利用してCATV各社がインターネットの常時接続サービスをスタートさせました。この頃からインフラとしての価値も見直され、通信各社が出資、買収を進め、今やKDDI、住友系のJ:COM 1強体制に…もちろん我が家も全く意図せずJ:COMユーザーになったわけですが…。
J:COMは各家庭に直結するCATVのインフラを活かし、テレビ、固定電話、インターネット、更には電気や格安SIMなどにも手を広げ、その勢いはとどまるところを知りません。
そんなJ:COMが今力を入れて投入しているサービスが、今回入手したタブレット。タブレットなんて今や斜陽機器で、巨大化したスマホに駆逐された感もありますが、J:COMではこれまでのお茶の間、もといリビングで1台のテレビを家族で見るなんていうスタイルから、ベッドの上でタブレット片手にという新しい形のテレビライフを提唱。まぁ正直昨今の見るに耐えかねる地上波コンテンツはどうでもいいとして、BSやCSの番組を寝る前にベットでゴロンとしながら見るなんてことができるようになったわけですね。
皆さんご承知のとおり、日本のテレビはデジタル化と合わせて、世界でも稀な著作権保護機能を被せてきましたので、パソコンなどの機器で簡単に番組を持ち出したり、コピーしたりなんてことはできなくなってしまいました。そういう意味では諸々の条件をクリアしつつ、なるべく手軽にというコンセプトは悪くなく、これまでも興味はあったのですが、何分提供されているタブレットのスペックがあまりにも貧弱だったので躊躇していたところ。しかし、2017年3月から新モデルが投入され、まぁいろいろ不満はあるものの、テレビ視聴用と割り切ればまぁいいかなというレベルまできていたので、早速入手してみました。
本体価格は26,400円ですが、前モデル同様2年間の長期契約を条件に毎月の使用料相当が割り引かれるという、「実質0円」モデルです(笑)。
インターネットから申し込みをして、翌日J:COMから電話で条件の確認があり、更に3日で本体が到着しました。モデル名は韓国LG社製のG Pad 8.0Ⅲです。ネットでは「3月になってから申込んだのに旧モデルが送られてきた!」なんて報告もあったのでドキドキしていましたが、ちゃんと新モデルでした(ホッ)
本体裏面のカラーはシャンパンゴールド。とは言ってもかなり白っぽい明るいカラーです。本来LGのロゴが入っている中央はJ:COMのロゴに置き換わっています。
nexus 2013 と並べたところ。nexus7インチに対して1インチ大きい8インチですが、nexusはフレーム部が大きいため、見た目はほんの一回りくらいの違いしかありません。
起動したホーム画面がこちら(壁紙は変更してます)。J:COM関連のアプリがいくつか並んでいます。STBと連携するSmart J:COM Box、録画番組を視聴するためのDiXiM等など。
右にスライドするとLGのオリジナルアプリや設定関連のJ:COMオリジナルアプリがあります。ZAQのゲームは嫁がハマっていました。
私が注文したのはWiFiのみ対応のタブレットでしたが、同時に提供しているLTEモデルと区別はしていないようで、右上には常にSIMカードの未挿入と電波なしの表示がされています。試しに手元のau SIMを挿してみましたが、認識はするものの通信はできませんでした。
画面は1,280*800 のWXGAと2万円前後の安物タブレットと同等。OSは最新のAndroid 7.0。カメラはイン、アウトとも500万画素と平均的。nexusの画面が1,920*1,200なので解像度の差は歴然。処理スピードは気持ちJ:COMタブレットのほうが早いかなという程度で、今更ながら4年前のnexusはよくできていたんだなぁと感慨…。
こちらがJ:COMオリジナルアプリ、くらしのナビゲーション。まぁ初心者、高齢者向けのポータルという感じでしょうか? テレビをタップすればSmart J:COM Boxアプリが起動しますし、ニュースやお買い物もそれぞれのサイトに飛ばされるだけ…しかも強制的に横画面にされるので、縦メインで使っている人には煩わしいことこの上なし。
そして悪名高いSmart J:COM Boxアプリ。笑っちゃうくらいの操作性の悪さ。そしてSTBとことあるごとにリンクしてその都度固まるレスポンスの遅さ。しかも3回に1回はSTBが見つからなくなります \(^o^)/
アプリも悪いんでしょうけど、それ以上に悪い子ちゃんなのがSTB本体なんでしょぅなぁ。インターネットのMY J:COMから録画予約とかしようとしてもしょっちゅうエラーになるし。ネットでも評判最悪のHUMAX製STB。パナのSTB使ってらっしゃるユーザー様が羨ましい限りです。なんでしょぅね、J:COMはSTBもモデムもスマホもタブレットもみんな韓国メーカー製。何か理由があるんでしょうね(*_*)
こちらは番組視聴プレーヤーのDiXiM。現在放送中の地上波、BS、CS、そしてSTBに録画されている番組などこれ一本で楽しめます。これがまともに動いてくれているのが不幸中の幸い…
正直録画予約はインターネットからの方が操作性もいいですし、このDiXiMさえあれば他は…っていうかJ:COM以外のタブレットでも使えるようにしろよと…
それから十数年。最初の変化は放送サービスと通信サービスの融合。今じゃ若者に話しても「?」なアナログモデムというものを使って、ピーヒャラ、ピーヒャラヒャラとノイズを聞きながら、じわ~っと表示される画像を待ち眺めていたものでしたが、高嶺の花ながらISDNの常時接続なんていうものも出始めた時代。放送用の同軸網を利用してCATV各社がインターネットの常時接続サービスをスタートさせました。この頃からインフラとしての価値も見直され、通信各社が出資、買収を進め、今やKDDI、住友系のJ:COM 1強体制に…もちろん我が家も全く意図せずJ:COMユーザーになったわけですが…。
J:COMは各家庭に直結するCATVのインフラを活かし、テレビ、固定電話、インターネット、更には電気や格安SIMなどにも手を広げ、その勢いはとどまるところを知りません。
そんなJ:COMが今力を入れて投入しているサービスが、今回入手したタブレット。タブレットなんて今や斜陽機器で、巨大化したスマホに駆逐された感もありますが、J:COMではこれまでのお茶の間、もといリビングで1台のテレビを家族で見るなんていうスタイルから、ベッドの上でタブレット片手にという新しい形のテレビライフを提唱。まぁ正直昨今の見るに耐えかねる地上波コンテンツはどうでもいいとして、BSやCSの番組を寝る前にベットでゴロンとしながら見るなんてことができるようになったわけですね。
皆さんご承知のとおり、日本のテレビはデジタル化と合わせて、世界でも稀な著作権保護機能を被せてきましたので、パソコンなどの機器で簡単に番組を持ち出したり、コピーしたりなんてことはできなくなってしまいました。そういう意味では諸々の条件をクリアしつつ、なるべく手軽にというコンセプトは悪くなく、これまでも興味はあったのですが、何分提供されているタブレットのスペックがあまりにも貧弱だったので躊躇していたところ。しかし、2017年3月から新モデルが投入され、まぁいろいろ不満はあるものの、テレビ視聴用と割り切ればまぁいいかなというレベルまできていたので、早速入手してみました。
本体価格は26,400円ですが、前モデル同様2年間の長期契約を条件に毎月の使用料相当が割り引かれるという、「実質0円」モデルです(笑)。
インターネットから申し込みをして、翌日J:COMから電話で条件の確認があり、更に3日で本体が到着しました。モデル名は韓国LG社製のG Pad 8.0Ⅲです。ネットでは「3月になってから申込んだのに旧モデルが送られてきた!」なんて報告もあったのでドキドキしていましたが、ちゃんと新モデルでした(ホッ)
本体裏面のカラーはシャンパンゴールド。とは言ってもかなり白っぽい明るいカラーです。本来LGのロゴが入っている中央はJ:COMのロゴに置き換わっています。
nexus 2013 と並べたところ。nexus7インチに対して1インチ大きい8インチですが、nexusはフレーム部が大きいため、見た目はほんの一回りくらいの違いしかありません。
起動したホーム画面がこちら(壁紙は変更してます)。J:COM関連のアプリがいくつか並んでいます。STBと連携するSmart J:COM Box、録画番組を視聴するためのDiXiM等など。
右にスライドするとLGのオリジナルアプリや設定関連のJ:COMオリジナルアプリがあります。ZAQのゲームは嫁がハマっていました。
私が注文したのはWiFiのみ対応のタブレットでしたが、同時に提供しているLTEモデルと区別はしていないようで、右上には常にSIMカードの未挿入と電波なしの表示がされています。試しに手元のau SIMを挿してみましたが、認識はするものの通信はできませんでした。
画面は1,280*800 のWXGAと2万円前後の安物タブレットと同等。OSは最新のAndroid 7.0。カメラはイン、アウトとも500万画素と平均的。nexusの画面が1,920*1,200なので解像度の差は歴然。処理スピードは気持ちJ:COMタブレットのほうが早いかなという程度で、今更ながら4年前のnexusはよくできていたんだなぁと感慨…。
こちらがJ:COMオリジナルアプリ、くらしのナビゲーション。まぁ初心者、高齢者向けのポータルという感じでしょうか? テレビをタップすればSmart J:COM Boxアプリが起動しますし、ニュースやお買い物もそれぞれのサイトに飛ばされるだけ…しかも強制的に横画面にされるので、縦メインで使っている人には煩わしいことこの上なし。
そして悪名高いSmart J:COM Boxアプリ。笑っちゃうくらいの操作性の悪さ。そしてSTBとことあるごとにリンクしてその都度固まるレスポンスの遅さ。しかも3回に1回はSTBが見つからなくなります \(^o^)/
アプリも悪いんでしょうけど、それ以上に悪い子ちゃんなのがSTB本体なんでしょぅなぁ。インターネットのMY J:COMから録画予約とかしようとしてもしょっちゅうエラーになるし。ネットでも評判最悪のHUMAX製STB。パナのSTB使ってらっしゃるユーザー様が羨ましい限りです。なんでしょぅね、J:COMはSTBもモデムもスマホもタブレットもみんな韓国メーカー製。何か理由があるんでしょうね(*_*)
こちらは番組視聴プレーヤーのDiXiM。現在放送中の地上波、BS、CS、そしてSTBに録画されている番組などこれ一本で楽しめます。これがまともに動いてくれているのが不幸中の幸い…
正直録画予約はインターネットからの方が操作性もいいですし、このDiXiMさえあれば他は…っていうかJ:COM以外のタブレットでも使えるようにしろよと…
~電力自由化~ 早くも2社目に乗り換えてみた 「Looopでんき」
我が家では4月の電力小売り自由化スタート同時に東京電力のプレミアムプランに乗り換えていましたが、この度8か月で2社目に乗り換えることに相成りました…。
当初プレミアムプランを選択した理由は、基本料が契約アンペアではなく、過去1年間の30分間最大使用量を倍にした数値で計算される「スマート契約」であったこと。ホームエレベーターやIHヒーターのある我が家では、契約電力が12kVAなので基本料だけでも3,300円を超えていたため、このプランはとても魅力的でした。契約スタートが春だったこともあり、基本料は見込み通り大幅に削減。夏場の冷房稼働時期も意外と持ちこたえてくれ、10月までは2kW、つまり936円という基本料で過ごしてこれたのです。
ところが…やはり暖房機器が動き始めると11月は3kW、12月は4kWとどんどん上昇。それでもまだ切り替え前に比べれば安いのですが、プレミアムプランは1年を通じて最低400kWの電気料金を支払わなければならなりません。春・秋のエアコンオフシーズンは使い切れないことを承知の上で、基本料の安さと相殺してトータルのメリットを見出していたのですが、基本料の基準が4kWにまでなってしまうとかなり厳しくなってきてしまいます。
そこで…
切り替えから8か月も経っていないのに早速乗り換えを検討。
白羽の矢が立ったのはLooopでんき。LoopじゃなくてLooopです。
ここの最大の特徴は基本料が「ない」こと。素晴らしいです。
「安い」ではなく「ない」のですからこれに勝るものはありません。でも、タダには罠があるのは世の常。どうせ何かからくりがあるんでしょう? なるわけですが、Looopでんきの料金体系は非常にシンプルで、1kWあたり27円という完全従量制。何かと料金体系を複雑にして、得なのか損なのかよく分からないメニューが多い世の中、とても分りやすいですね。
基本料がかからない分、使用料が割高になっているのでは? と思いますが、東京電力の第三段階料金に比べれば全然安いです。東京ガスやENEOSなどの新電力大手と比べると若干高いですが、なにせ基本料がかからないので、月に1800kWくらい使わないと料金が逆転しません。ってそんな使う家庭ないですよね…
というわけで、早速Looopでんきのホームページから切り替えの申込み。料金を限界まで下げるため、申込みはwebのみ、支払いもクレジットカードのみと徹底しています。
申込後数日で登録したマイページのステータスが「切り替え中」となり、切替日もちゃんと表示され一安心…だったのですが…切り替え予定日後に再度マイページを見てみると、なぜか「申込み取り消し」に…
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
慌ててLooopでんきに問い合わせてみるも、調査に時間がかかるとのことで預かりに。
ネットで調べると切り替えに伴うトラブルは結構あるようで、東京電力が悪いのか、Looopでんきが悪いのかは分かりませんが、結局何日待っても返事がなく…
半ば諦めかけていた頃、マイページのステータスが再度「切り替え中」に。結局当初より1か月遅れの1月の検針日より無事切り替えが完了しました。
早速2月の請求を確認してみると、使用量754kWhで請求額が18,774円、同じ条件で東京電力のプレミアムプランで計算してみると、20,269円。1,500円の低減となりました。ちなみに2016年の使用量でシミュレートしてみると、プレミアムプランとの比較で年間約17,400円、自由化前の従量電灯C(電化厨房割引)と比較すると約30,000円の削減効果になります。
何もかもが値上げ、値上げのご時世。ただでさえ割高感がある電気代が17%も削減できました。
当初プレミアムプランを選択した理由は、基本料が契約アンペアではなく、過去1年間の30分間最大使用量を倍にした数値で計算される「スマート契約」であったこと。ホームエレベーターやIHヒーターのある我が家では、契約電力が12kVAなので基本料だけでも3,300円を超えていたため、このプランはとても魅力的でした。契約スタートが春だったこともあり、基本料は見込み通り大幅に削減。夏場の冷房稼働時期も意外と持ちこたえてくれ、10月までは2kW、つまり936円という基本料で過ごしてこれたのです。
ところが…やはり暖房機器が動き始めると11月は3kW、12月は4kWとどんどん上昇。それでもまだ切り替え前に比べれば安いのですが、プレミアムプランは1年を通じて最低400kWの電気料金を支払わなければならなりません。春・秋のエアコンオフシーズンは使い切れないことを承知の上で、基本料の安さと相殺してトータルのメリットを見出していたのですが、基本料の基準が4kWにまでなってしまうとかなり厳しくなってきてしまいます。
そこで…
切り替えから8か月も経っていないのに早速乗り換えを検討。
白羽の矢が立ったのはLooopでんき。LoopじゃなくてLooopです。
ここの最大の特徴は基本料が「ない」こと。素晴らしいです。
「安い」ではなく「ない」のですからこれに勝るものはありません。でも、タダには罠があるのは世の常。どうせ何かからくりがあるんでしょう? なるわけですが、Looopでんきの料金体系は非常にシンプルで、1kWあたり27円という完全従量制。何かと料金体系を複雑にして、得なのか損なのかよく分からないメニューが多い世の中、とても分りやすいですね。
基本料がかからない分、使用料が割高になっているのでは? と思いますが、東京電力の第三段階料金に比べれば全然安いです。東京ガスやENEOSなどの新電力大手と比べると若干高いですが、なにせ基本料がかからないので、月に1800kWくらい使わないと料金が逆転しません。ってそんな使う家庭ないですよね…
というわけで、早速Looopでんきのホームページから切り替えの申込み。料金を限界まで下げるため、申込みはwebのみ、支払いもクレジットカードのみと徹底しています。
申込後数日で登録したマイページのステータスが「切り替え中」となり、切替日もちゃんと表示され一安心…だったのですが…切り替え予定日後に再度マイページを見てみると、なぜか「申込み取り消し」に…
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
慌ててLooopでんきに問い合わせてみるも、調査に時間がかかるとのことで預かりに。
ネットで調べると切り替えに伴うトラブルは結構あるようで、東京電力が悪いのか、Looopでんきが悪いのかは分かりませんが、結局何日待っても返事がなく…
半ば諦めかけていた頃、マイページのステータスが再度「切り替え中」に。結局当初より1か月遅れの1月の検針日より無事切り替えが完了しました。
早速2月の請求を確認してみると、使用量754kWhで請求額が18,774円、同じ条件で東京電力のプレミアムプランで計算してみると、20,269円。1,500円の低減となりました。ちなみに2016年の使用量でシミュレートしてみると、プレミアムプランとの比較で年間約17,400円、自由化前の従量電灯C(電化厨房割引)と比較すると約30,000円の削減効果になります。
何もかもが値上げ、値上げのご時世。ただでさえ割高感がある電気代が17%も削減できました。
ランカウイ・リペ島旅行 ~3日目 ランカウイでリバーカヤック!!~
たった4連休でランカウイ島に行こうと思ったら、リペ島もいいんじゃない? ということで欲張ってタイにも行ってしまった旅行の3日目。
今日も昨日に引き続きサンライズ・ビーチの素晴らしい日の出を鑑賞します。
ビーチにたむろする犬たちは構ってくれる人が大好き。一匹の相手をしていると我も我もと。
で、部屋に戻ると…
!!!!
!!!!!!!!
う~ん、これは追い出せませんな~
この後部屋にも入ってきて妻の太ももを枕に寝るなどしたり…まぁやりたい放題のネコちゃん。
結局朝食の準備に来たスタッフに回収されてしまいました。
この絶景とももうさよならです…
寂しい気持ちでホテルを後にします
ホテルからはバイクのサイドカーに揺られてフェリー乗り場へ。
往路はランカウイのテラガ・ターミナルから出港するフェリーを利用しましたが、帰路は今晩のホテルに近いクアタウンに到着するフェリーを利用します。
集合場所は到着と同じくパタヤ・ビーチですが、フェリーを運営するBundhaya グループのホテル前。テラガ航路の集合場所とは200mほど離れています。
まずはカウンターでチェックイン。乗船順番が書かれた番号札を受け取って、そのまますぐ横のイミグレーション・オフィスで出国審査。出国のスタンプが押されたらそのままパスポートは預りとなります。あとは日陰で自分の番号が呼ばれるまで待機。出航時間の40分位前から20人ずつくらいロングテールボートで沖合の浮島まで移動します。
船内はほぼ満席…
さて全員揃って出航!! というところでトラブル発生!!
フェリー会社のスタッフが何やら呼びかけています。
「ハ~イ乗客の皆さん!! この中に出国審査をしていない人が5人いるよ~ 名乗り出てちょうだ~い」
船内がざわつきます。
しばらくして自分の数列後ろに座っていた3人が手を挙げました。
「Oh~!!」
3人は再びロングテールボートに乗り、ビーチのイミグレーションに連れ戻されます。
しかし、あと2人が見つからない…
「この中にパスポートを持っている人はいませんか~?? 」
シ~ン…
「出国審査しないと不法滞在になっちゃうよ~マレーシアで入国するときに強制送還されてリペ島に戻ることになっちゃうよ~」
スタッフが呼びかけても現れず…
刻々と時間が過ぎていきます。周囲の乗客も段々イライラ…
先程の3人が帰ってきてもう限界か? というところで若い欧米人女性が2人名乗り出ました。
「Oh~!!!!」
乗客のため息は先程の数倍。
「私、そんなの聞いてなかったわよっ!!」となんと逆ギレ。イミグレーションに戻ることを拒否する始末…
結局スタッフに説得されて連れ戻される2人…
結局船は定刻より20分位遅れてリペ島を離れましたとさ。
およそ1時間半でランカウイ島のクアタウンに到着。1日2本のリペ島航路しかないテラガ・ターミナルとは異なり、こちらはペナンなどへの航路も発着するランカウイ島のメインターミナル。ピカピカのターミナルはショッピングセンターも併設されていて、なんだかエライ都会に戻ってきたような錯覚を覚えます。
ランカウイの地名の由来にもなっている鷲の巨大オブジェも。
ここから街の反対側にある今晩の宿、アディア・ホテルへ。列の先頭で入国したためか、ターミナルのタクシー乗り場に行こうとすると、白タクの運転手からガンガン声がかかります。
まぁ普通なら避けるところですが、料金を聞いてみたとこ50MYRと想定通りの料金だったので乗車。
クアタウンの街中を走り抜け、10分弱でホテルに到着しました。
出来て間もない高層ホテルで、部屋も広く眺めも良いホテルでした。料金は朝食付きで309MYR。
午後はベルトラで予約していた、リバーカヤックのツアーに参加します。
迎えに来ていただいたのは日本語堪能なガイドのボウイさん。この方一人で毎日ツアーを案内しているようです。
島の北部にあるKilim Karst Geoforest Parkの桟橋まで約30分。ここでパンタイチェナンからの参加者と合流。総勢10名ほどのグループでボートに乗り、川の下流に移動します。H.I.Sのオプションツアーにもなっているらしく、グループの大半は卒業旅行と思しき学生。賑やかで賑やかで(笑)
まずは鷲の餌付けから。ボートが止まり、ガイドさんがエサの鶏肉を水面に投げると、どこからともなく、そして音もなく鷹が集まり始めます。
鷲は器用に足でエサをキャッチして再び上空へ。まるで華麗なショーを見ているような鷲の動きに一同感心。
続いて河口近くのHole in the wallという水上レストランへ。
突然のスコールに見舞われましたが、ここでカヤックの準備をします。
まずは簡単なレクチャーを受け、実際に漕ぐ練習。過去に何度か経験があるので戸惑うことはありませんが、慣れないうちはパドルを動かして思う方向に進めず苦労します。
ここに荷物を置いて、貴重品だけ用意された防水バックに入れいよいよ出発。ボートでカヌーを牽引して少し上流に移動した所でカヌーに乗り換えます。
ちょうど干潮の時間帯で、マングローブの根っこの様子までよく分かります。
所々赤いサンゴが混じっています。
これまで国内では屋久島や西表島、海外ではタイのパンガー湾などでも漕いだことがありますが、ここのスゴイ! のは周囲のマングローブがとにかく背が高く大きいこと。地図を見ると幹線道路からさほど離れていないエリアなのですが、ジャングル感、秘境感がたっぷり。
たまに色鮮やかな鳥や大きなトカゲが見えたりするのですが、賑やかな女子大生グループのお陰でみなさんすぐに姿を隠してしまいます (-_-;) もうちょっと静かにしろよと…
頭上を見上げると鷲の巣とか。
最後はちょっとした洞窟をカヌーで潜ります。
マングローブは枝から長いいんげんのような種がポトッと下に落ちて、運良く地面に刺さったものが成長して木になっていきます。刺さらなかったものはそのまま水面を漂っていくのみなのです。で、水面にマングローブの種が浮いていたので、妻が拾って挿してあげました。そして、女子大生のカヌーに轢かれてしまいました (-_-;)
再びボートに乗り換えて水上レストランに戻ります。
そしてここで夕食。水上ゆえ決してお世辞にも衛生環境がよいとは言えないのですが、料理はとても美味しかったですよ。
とてもいいツアーでした。ランカウイと言うとビーチの印象が強いですが、リバーカヤックは超おすすめです。
ホテルに帰ってきたのは21時過ぎ。
エレベーターにはこんな注意書きが。
ドリアンは東南アジアのホテルでは「持ち込み禁止」って看板よくあるけど、ランブータンやマンゴスチンもダメなんて…
ここまで全然おみやげらしいおみやげが買えていないので、ホテルに隣接しているショッピングセンター「ランカウイ・パレード」へ。ここは地元の人も利用するランカウイ随一のショッピングモール。でも都市部のそれを期待しちゃダメですよ…
(写真は昼間撮影)
地上階には免税店(と言ってもランカウイは島自体が免税ですが…)や衣料品店、ドラッグストアなど、地下にはスーパーがあります。22時まで営業しているので、夕食後でも充分買い物が楽しめますね。
ここで購入したのは、ばら撒き用のマンゴーゼリーやマレーシア名産のBOHティー。BOHティーは渋味、苦味が少なく、優しい味の紅茶です。それに自宅用に調味料とかライチの缶詰などなど。
ホテルに帰るとカヌーで身体を動かしたこともあってもうグッタリ…荷物パッキング担当の妻がおみやげと着替えを詰め詰めしている姿を横目におやすみなさい…
明日は早朝の飛行機でクアラルンプールに戻り帰国です…
今日も昨日に引き続きサンライズ・ビーチの素晴らしい日の出を鑑賞します。
ビーチにたむろする犬たちは構ってくれる人が大好き。一匹の相手をしていると我も我もと。
で、部屋に戻ると…
!!!!
!!!!!!!!
う~ん、これは追い出せませんな~
この後部屋にも入ってきて妻の太ももを枕に寝るなどしたり…まぁやりたい放題のネコちゃん。
結局朝食の準備に来たスタッフに回収されてしまいました。
この絶景とももうさよならです…
寂しい気持ちでホテルを後にします
ホテルからはバイクのサイドカーに揺られてフェリー乗り場へ。
往路はランカウイのテラガ・ターミナルから出港するフェリーを利用しましたが、帰路は今晩のホテルに近いクアタウンに到着するフェリーを利用します。
集合場所は到着と同じくパタヤ・ビーチですが、フェリーを運営するBundhaya グループのホテル前。テラガ航路の集合場所とは200mほど離れています。
まずはカウンターでチェックイン。乗船順番が書かれた番号札を受け取って、そのまますぐ横のイミグレーション・オフィスで出国審査。出国のスタンプが押されたらそのままパスポートは預りとなります。あとは日陰で自分の番号が呼ばれるまで待機。出航時間の40分位前から20人ずつくらいロングテールボートで沖合の浮島まで移動します。
船内はほぼ満席…
さて全員揃って出航!! というところでトラブル発生!!
フェリー会社のスタッフが何やら呼びかけています。
「ハ~イ乗客の皆さん!! この中に出国審査をしていない人が5人いるよ~ 名乗り出てちょうだ~い」
船内がざわつきます。
しばらくして自分の数列後ろに座っていた3人が手を挙げました。
「Oh~!!」
3人は再びロングテールボートに乗り、ビーチのイミグレーションに連れ戻されます。
しかし、あと2人が見つからない…
「この中にパスポートを持っている人はいませんか~?? 」
シ~ン…
「出国審査しないと不法滞在になっちゃうよ~マレーシアで入国するときに強制送還されてリペ島に戻ることになっちゃうよ~」
スタッフが呼びかけても現れず…
刻々と時間が過ぎていきます。周囲の乗客も段々イライラ…
先程の3人が帰ってきてもう限界か? というところで若い欧米人女性が2人名乗り出ました。
「Oh~!!!!」
乗客のため息は先程の数倍。
「私、そんなの聞いてなかったわよっ!!」となんと逆ギレ。イミグレーションに戻ることを拒否する始末…
結局スタッフに説得されて連れ戻される2人…
結局船は定刻より20分位遅れてリペ島を離れましたとさ。
およそ1時間半でランカウイ島のクアタウンに到着。1日2本のリペ島航路しかないテラガ・ターミナルとは異なり、こちらはペナンなどへの航路も発着するランカウイ島のメインターミナル。ピカピカのターミナルはショッピングセンターも併設されていて、なんだかエライ都会に戻ってきたような錯覚を覚えます。
ランカウイの地名の由来にもなっている鷲の巨大オブジェも。
ここから街の反対側にある今晩の宿、アディア・ホテルへ。列の先頭で入国したためか、ターミナルのタクシー乗り場に行こうとすると、白タクの運転手からガンガン声がかかります。
まぁ普通なら避けるところですが、料金を聞いてみたとこ50MYRと想定通りの料金だったので乗車。
クアタウンの街中を走り抜け、10分弱でホテルに到着しました。
出来て間もない高層ホテルで、部屋も広く眺めも良いホテルでした。料金は朝食付きで309MYR。
午後はベルトラで予約していた、リバーカヤックのツアーに参加します。
迎えに来ていただいたのは日本語堪能なガイドのボウイさん。この方一人で毎日ツアーを案内しているようです。
島の北部にあるKilim Karst Geoforest Parkの桟橋まで約30分。ここでパンタイチェナンからの参加者と合流。総勢10名ほどのグループでボートに乗り、川の下流に移動します。H.I.Sのオプションツアーにもなっているらしく、グループの大半は卒業旅行と思しき学生。賑やかで賑やかで(笑)
まずは鷲の餌付けから。ボートが止まり、ガイドさんがエサの鶏肉を水面に投げると、どこからともなく、そして音もなく鷹が集まり始めます。
鷲は器用に足でエサをキャッチして再び上空へ。まるで華麗なショーを見ているような鷲の動きに一同感心。
続いて河口近くのHole in the wallという水上レストランへ。
突然のスコールに見舞われましたが、ここでカヤックの準備をします。
まずは簡単なレクチャーを受け、実際に漕ぐ練習。過去に何度か経験があるので戸惑うことはありませんが、慣れないうちはパドルを動かして思う方向に進めず苦労します。
ここに荷物を置いて、貴重品だけ用意された防水バックに入れいよいよ出発。ボートでカヌーを牽引して少し上流に移動した所でカヌーに乗り換えます。
ちょうど干潮の時間帯で、マングローブの根っこの様子までよく分かります。
所々赤いサンゴが混じっています。
これまで国内では屋久島や西表島、海外ではタイのパンガー湾などでも漕いだことがありますが、ここのスゴイ! のは周囲のマングローブがとにかく背が高く大きいこと。地図を見ると幹線道路からさほど離れていないエリアなのですが、ジャングル感、秘境感がたっぷり。
たまに色鮮やかな鳥や大きなトカゲが見えたりするのですが、賑やかな女子大生グループのお陰でみなさんすぐに姿を隠してしまいます (-_-;) もうちょっと静かにしろよと…
頭上を見上げると鷲の巣とか。
最後はちょっとした洞窟をカヌーで潜ります。
マングローブは枝から長いいんげんのような種がポトッと下に落ちて、運良く地面に刺さったものが成長して木になっていきます。刺さらなかったものはそのまま水面を漂っていくのみなのです。で、水面にマングローブの種が浮いていたので、妻が拾って挿してあげました。そして、女子大生のカヌーに轢かれてしまいました (-_-;)
再びボートに乗り換えて水上レストランに戻ります。
そしてここで夕食。水上ゆえ決してお世辞にも衛生環境がよいとは言えないのですが、料理はとても美味しかったですよ。
とてもいいツアーでした。ランカウイと言うとビーチの印象が強いですが、リバーカヤックは超おすすめです。
ホテルに帰ってきたのは21時過ぎ。
エレベーターにはこんな注意書きが。
ドリアンは東南アジアのホテルでは「持ち込み禁止」って看板よくあるけど、ランブータンやマンゴスチンもダメなんて…
ここまで全然おみやげらしいおみやげが買えていないので、ホテルに隣接しているショッピングセンター「ランカウイ・パレード」へ。ここは地元の人も利用するランカウイ随一のショッピングモール。でも都市部のそれを期待しちゃダメですよ…
(写真は昼間撮影)
地上階には免税店(と言ってもランカウイは島自体が免税ですが…)や衣料品店、ドラッグストアなど、地下にはスーパーがあります。22時まで営業しているので、夕食後でも充分買い物が楽しめますね。
ここで購入したのは、ばら撒き用のマンゴーゼリーやマレーシア名産のBOHティー。BOHティーは渋味、苦味が少なく、優しい味の紅茶です。それに自宅用に調味料とかライチの缶詰などなど。
ホテルに帰るとカヌーで身体を動かしたこともあってもうグッタリ…荷物パッキング担当の妻がおみやげと着替えを詰め詰めしている姿を横目におやすみなさい…
明日は早朝の飛行機でクアラルンプールに戻り帰国です…
ランカウイ・リペ島旅行 ~2日目 最高のシュノーケリング~
ランカウイ・リペ島旅行の2日目。
昨日は羽田を深夜に発って、クアラルンプールを経由し、ランカウイ・ゲーブルでスカイブリッジをみた後、船でリペ島に到着。無駄に時間のかかる入国審査を経てようやくチェックインという長い一日でした。
今日はリペ島連泊なので、荷物も気にせずゆったりと過ごします。午前はホテル前のビーチで泳ぎ、午後はシュノーケルツアーというスケジュールです。
宿泊しているホテル、カバナ・リペ・ビーチ・リゾートは島の東側、サンライズビーチに面しています。ということで名前通りのサンライズを見逃す訳にはいきません!!
早朝…
今日の日の出は6:40頃。昨日の早朝はマレーシアのクアラルンプール空港にいましたが、あたりが明るくなってきたのは7:00過ぎ、場所はほとんど変わっていないのに1時間の時差があるため、サンライズもサンセットも1時間ズレます。なんとも不思議な感じです。
日の出なんて興味なく爆睡する妻を横目にバルコニーへ。
雲も少なくいい感じです。
バルコニーの柵にネコが佇んで、遠くのイヌを見つめる図。
ビーチに出てみます。
人より犬のほうが多い…
ホテル前のデッキチェアで日の出を待っていると…
やべぇ…目が合った…
犬、こっちに向かって猛ダッシュ!!
あ~あ…
しかも足の上に乗っかってるし…
足の甲に犬の温もりを感じながらサンライズ。
島影から太陽が顔を覗かせました。素晴らしい光景です。まさにサンライズ・ビーチの名に恥じないサンライズ!!
太陽が出てくると急激に気温が少々します。足の上の犬もチェアの影に穴を掘って地中に埋まります。
朝の日差しがリゾートの風景をより一層輝かせてくれます。
さて、そうこうしているうちにバルコニーには朝食の準備が。このホテルはレストランがない代わりに、朝食は各部屋のバルコニーで海を眺めながら食べられるというリゾートっぷり。
ということは…当然…
こういうことや
こういうことになります…
う~ん、お行儀がいいのか悪いのか…
午前中はホテル前のビーチで再びシュノーケリング。昨日の午後とは打って変わって満潮の時間帯だったため、フロントでライフジャケットのレンタルがないか聞いたら、2つ隣のキャスト・アウェイで貸してくれるとのこと。で、行ってみたら、ライフジャケットだけならタダで貸してくれました。太っ腹!!
2時間ほどシュノーケルを楽しんだ後はビーチをお散歩。
ビーチ沿いに15分ほど北へ向かうと、島随一の絶景ポイント、マウンテン・リゾート前のビーチへ出ます。
今日はちょっと海の色がいまいちでしたが、リペ島といえば必ずここの写真が出るくらい定番のフォトスポットです。ホテルにはテラスレストランもあります。
帰りはストリートを歩いて、途中軽い昼食を食べながら、午後のシュノーケリング・ツアーの集合場所へ向かいます。昨晩ものすごい人混みだったウォーキングストリートも、昼間は人もまばら。
日本から Thai Beach Travellers のサイトで予め予約していたサンセット・シュノーケリング・ツアーは14:30出発の4時間コース、4か所でシュノーケルを楽しんで1人450THB。ツアーの定員が少ないので、前日、当日だと結構満席のこともあるようです。丸一日かけて周辺の島々を周るツアーもありますが、ホテル前のビーチでも充分きれいなので、滞在時間が短い方はあえて半日ツアーでもいいかもしれませんね。
リペ島のメインビーチ、パタヤビーチからロングテールボートに乗って出発します。
出発して20分位、はじめに停まったのは陸地からはやや離れた沖合のシュノーケリングスポット。
ロープで囲われた中を泳ぐのですが、とにかく人が多い多い…しかもほとんど中国人…
フィンに蹴られたり、人が固まっていて思うように身動きも取れず…確かに魚はいるものの視界もあまり良くありませんでした。
さらに10分ほど移動したところで2回目のシュノーケリング。こちらは人も少なく、透明度も高くてGood!!
15分ほど楽しんで、Koh Hin Ngarmという島に移動。ここで上陸してしばし休憩。
さらにシュノーケリングは続きます。ツアーが進むごとに段々透明度も魚の数も種類も増えてきます。さすが、わかってらっしゃる…
ラストのスポットはまさに絶景!! 今まで泳いだ海の中でも1,2を争うほどの透明度!! 最初からここだけでいいんじゃないの? というレベルでした。
大満足のシュノーケリングのあとはフルーツのサービス!!
そしてツアーのハイライト、無人島のビーチに座ってサンセット。
残念ながら日没の瞬間は見えませんでしたが、黄金色に輝く砂浜、そして覆った雲が真っ赤に染まっていく様子は息を呑む美しさでした。
夕食はウォーキングストリートから路地を少し入ったところにある Buffalo Thai Cafe & Bistro で特大ハンバーガーとステーキ。ビールつけて980THB。
締めは昨日も行ったマッサージ屋で足裏マッサージ。
泳ぎまくったので体が筋肉痛は覚悟です…
僅か3日間のリペ島滞在明日はランカウイに戻ります!!
昨日は羽田を深夜に発って、クアラルンプールを経由し、ランカウイ・ゲーブルでスカイブリッジをみた後、船でリペ島に到着。無駄に時間のかかる入国審査を経てようやくチェックインという長い一日でした。
今日はリペ島連泊なので、荷物も気にせずゆったりと過ごします。午前はホテル前のビーチで泳ぎ、午後はシュノーケルツアーというスケジュールです。
宿泊しているホテル、カバナ・リペ・ビーチ・リゾートは島の東側、サンライズビーチに面しています。ということで名前通りのサンライズを見逃す訳にはいきません!!
早朝…
今日の日の出は6:40頃。昨日の早朝はマレーシアのクアラルンプール空港にいましたが、あたりが明るくなってきたのは7:00過ぎ、場所はほとんど変わっていないのに1時間の時差があるため、サンライズもサンセットも1時間ズレます。なんとも不思議な感じです。
日の出なんて興味なく爆睡する妻を横目にバルコニーへ。
雲も少なくいい感じです。
バルコニーの柵にネコが佇んで、遠くのイヌを見つめる図。
ビーチに出てみます。
人より犬のほうが多い…
ホテル前のデッキチェアで日の出を待っていると…
やべぇ…目が合った…
犬、こっちに向かって猛ダッシュ!!
あ~あ…
しかも足の上に乗っかってるし…
足の甲に犬の温もりを感じながらサンライズ。
島影から太陽が顔を覗かせました。素晴らしい光景です。まさにサンライズ・ビーチの名に恥じないサンライズ!!
太陽が出てくると急激に気温が少々します。足の上の犬もチェアの影に穴を掘って地中に埋まります。
朝の日差しがリゾートの風景をより一層輝かせてくれます。
さて、そうこうしているうちにバルコニーには朝食の準備が。このホテルはレストランがない代わりに、朝食は各部屋のバルコニーで海を眺めながら食べられるというリゾートっぷり。
ということは…当然…
こういうことや
こういうことになります…
う~ん、お行儀がいいのか悪いのか…
午前中はホテル前のビーチで再びシュノーケリング。昨日の午後とは打って変わって満潮の時間帯だったため、フロントでライフジャケットのレンタルがないか聞いたら、2つ隣のキャスト・アウェイで貸してくれるとのこと。で、行ってみたら、ライフジャケットだけならタダで貸してくれました。太っ腹!!
2時間ほどシュノーケルを楽しんだ後はビーチをお散歩。
ビーチ沿いに15分ほど北へ向かうと、島随一の絶景ポイント、マウンテン・リゾート前のビーチへ出ます。
今日はちょっと海の色がいまいちでしたが、リペ島といえば必ずここの写真が出るくらい定番のフォトスポットです。ホテルにはテラスレストランもあります。
帰りはストリートを歩いて、途中軽い昼食を食べながら、午後のシュノーケリング・ツアーの集合場所へ向かいます。昨晩ものすごい人混みだったウォーキングストリートも、昼間は人もまばら。
日本から Thai Beach Travellers のサイトで予め予約していたサンセット・シュノーケリング・ツアーは14:30出発の4時間コース、4か所でシュノーケルを楽しんで1人450THB。ツアーの定員が少ないので、前日、当日だと結構満席のこともあるようです。丸一日かけて周辺の島々を周るツアーもありますが、ホテル前のビーチでも充分きれいなので、滞在時間が短い方はあえて半日ツアーでもいいかもしれませんね。
リペ島のメインビーチ、パタヤビーチからロングテールボートに乗って出発します。
出発して20分位、はじめに停まったのは陸地からはやや離れた沖合のシュノーケリングスポット。
ロープで囲われた中を泳ぐのですが、とにかく人が多い多い…しかもほとんど中国人…
フィンに蹴られたり、人が固まっていて思うように身動きも取れず…確かに魚はいるものの視界もあまり良くありませんでした。
さらに10分ほど移動したところで2回目のシュノーケリング。こちらは人も少なく、透明度も高くてGood!!
15分ほど楽しんで、Koh Hin Ngarmという島に移動。ここで上陸してしばし休憩。
さらにシュノーケリングは続きます。ツアーが進むごとに段々透明度も魚の数も種類も増えてきます。さすが、わかってらっしゃる…
ラストのスポットはまさに絶景!! 今まで泳いだ海の中でも1,2を争うほどの透明度!! 最初からここだけでいいんじゃないの? というレベルでした。
大満足のシュノーケリングのあとはフルーツのサービス!!
そしてツアーのハイライト、無人島のビーチに座ってサンセット。
残念ながら日没の瞬間は見えませんでしたが、黄金色に輝く砂浜、そして覆った雲が真っ赤に染まっていく様子は息を呑む美しさでした。
夕食はウォーキングストリートから路地を少し入ったところにある Buffalo Thai Cafe & Bistro で特大ハンバーガーとステーキ。ビールつけて980THB。
締めは昨日も行ったマッサージ屋で足裏マッサージ。
泳ぎまくったので体が筋肉痛は覚悟です…
僅か3日間のリペ島滞在明日はランカウイに戻ります!!
ランカウイ・リペ島旅行 ~1日目 その日のうちにリペ島…いい時代~
出発は深夜の羽田空港。
フライトは2016年10月に開設されたばかりのANA885便。ANAはもともと成田からのクアラルンプール行きはあったものの、アジア-北米接続重視のダイヤで日本人には少々使いづらい時間帯でしたが、この深夜便なら時間を有効に使えます。おかげで東京を発ったその日の夕方にはリペ島のビーチで遊べるのですから、いい時代になったもんです。
同時間帯にはエア・アジア Xのクアラルンプール行きもありますし、バンコク、シンガポール、ホーチミン等、東南アジア各地へのフライトが重なる時間帯。夜中0時とは思えないほどの人混みです。
飛行ルートは本州を南に離れ、沖縄の西、マニラを通過し南シナ海からクアラルンプールへ。
定刻よりやや早い6:40に到着しました。クアラルンプール空港はまだ闇の中。
一旦入国審査を経て荷物を受け取り、乗継便となるマレーシア航空のチェックインカウンターへ向かいます。
乗り継ぎはマレーシア航空 MH1432便。予約の時点でほぼ満席のエコノミークラスよりビジネスクラスのほうが料金が安かったので、短時間ながらビジネスクラスへ。こちらのチェックインカウンターは国際線と国内線の区別がないようです。
出発の9時までまだ余裕があるので、ラウンジで休憩します。国内線エリアはショップやカフェも少なく、あまり時間を潰す場所はありません。
大きな窓からは飛行機が目の前に見えたり、
大雨の中移動中のパレットから荷物が落ちて放置されている様子がよく分かります(笑)
軽食もあったので腹ごしらえ。ラクサとかカレーとか。
機材はボーイング737-800。同じ737-800でもマレーシア航空には古いのから新しいのまで結構落差があるのですが、今日はインテリアも最新のタイプ。シートピッチは決して広くはありませんが、シートモニターも備えてあり国内線としては充分です(ちなみに国際線でも使われている機材です)。
前の人がリクライニングをフルで倒してくると結構きついですね…
クアラルンプール空港を離陸すると眼下には広大なヤシのプランテーションが拡がります。
僅か70分のフライトですが、しっかり軽食も出ます。
機内誌の地図。Sea of Japan…単独標記でマレーシア航空 好印象。
半島から長~い橋で繋がれたペナン島の上空を通過する頃には降下が始まります。
右手にランカウイ随一のビーチ、パンタイチェナンを見ながら着陸。機体の下で涼むスタッフの姿に東南アジアの緩さを感じます。
荷物を受け取りタクシー乗り場へ。って、これ日本の看板?!
ランカウイ島のタクシーはメーターがありません。その代わり結構細かい料金表があって、距離に応じて料金が決められています。また、空港から乗るときはカウンターで目的地を告げてチケットを購入する方式。よってぼったくられる心配もありません。過去も含めマレーシアのタクシーの運ちゃんはいい人多かったです。
今日はリペ島へ向かうフェリーの乗り場へ向かうのですが、出航まで4時間以上あるのでちょっと寄り道。天気も良いのでランカウイ随一の絶景が見れるスカイブリッジを目指します。荷物があるのでタクシーはそのままキープしておきたかったので、区間指定ではなく3時間の時間チケットを購入。120MYR。
スカイブリッジへのアクセスとなるロープウェイ、スカイキャブの乗り場までは20分弱。途中フェリーの出港地となるテラガ・ハーバーを通過します。
スカイキャブの乗り場周辺は「オリエンタルビレッジ」という複合リゾートとなっていて、レストランやカフェ、ショップの他3Dアート美術館やドームシアターなどが併設されています。まぁスカイブリッジ目当ての外国人にはよほど時間に余裕がない限り…
ただしチケットは他の施設の入場と抱き合わせになっていて、イヤでもセットで買わないといけません。しかも外国人は1.4倍増し!!!!
今日は天気がいいながらもあまり混んではいない様子。チケット購入で2~3分待ちましたが、ゴンドラはスムーズに乗れました。混んでいるとき用に50MYRでファストパスもあるそうです…Time is money ! ということですね。
4人乗りのゴンドラで所要約25分、標高約700mの山頂を目指します。
いきなりスゴイ断崖絶壁!!
みるみるうちに海岸線が離れていきます。
中間駅を過ぎると右手にスカイブリッジが見えます。異様な光景です…
山頂駅に到着
山頂駅のすぐ上には展望台があって、素晴らしい景色を眺めることができます。
奥がランカウイ空港の滑走路、手前がテラガ・ハーバー。湾内の離れ小島もホテルがあって雰囲気良さそうです。
山頂駅からスカイブリッジは急な階段を下って10分ほど。
体力に自信がない人はお金で解決できます。2分ほどで橋の袂まで下りられる、スカイグリッドというケーブルカーは10MYR。但し、一回の定員が7、8名ほどで、1往復に5分弱かかるのでかなり待ちます。ここでは時間をお金で解決することはできません…
あえて言うなら行き(下り)は歩きで、帰り(上り)の利用をおすすめします。ここの階段は半端なくキツイです。
で、こちらがスカイブリッジ。橋脚は遥か崖の下まで伸びていますが、フレームに入り切りません。とてつもない光景です。
橋から見た島の西側。壮大です。
お約束のルックダウン・ウインドウ。目が眩みます。
ここはまだ目的地ではありません。はるか遠くに霞んでこれから向かうリペ島が見えます。
スカイ・グリッドの待ちで時間を割いてしまい、慌ただしく下界に戻ります。
待たせておいたタクシーに再び乗り込み、リペ島行きフェリーの出港地、テラガ・ハーバー・ターミナルへ。
当然マレーシアからタイへの国際航路になりますので、面倒な手続きが必要です。インターネットで予約、決済したチケットには「1時間半前には到着するように、30分前にはカウンターをクローズするよ!」と書いてありました。私達は1時間20分前に到着しましたが大半の人は手続き済み、でも出航ギリギリになってきた人も乗せてたみたいでした。
まずはフェリー会社のカウンターで乗船手続きをします。この際タイの入国カードにも記入します。
あとは出国審査場が開くまでボケーッと待ちます。同じターミナル内にマフィン程度の軽食と飲み物を売るカフェがありますが、すぐ隣の敷地にはガソリンスタンド併設のショップがあって、サンドイッチやお菓子が買えます。
出航40分位前になってリペ島からの船が到着しました。たくさんの観光客が船から降りてきます。荷物を受け取って全員入国審査が終わるまで我々は出国することができません…
以前はイミグレーションが離れた場所にあって、そちらで先に出国手続きができたようですが、今は真新しい小屋があってそちらで手続きをし、そのまま乗船することになっています。なのでセキュリティは高くなっていますが、その分効率は悪くなってしまっていますね…
結局出国審査が始まったのが出航時刻直前。当然ここにいる客は全員この船に乗るわけですから置いていかれることはありませんが…
審査でスタンプを押してもらい、船に向かう通路でパスポートをスタッフに預けてから乗船します。
ようやく全員乗船して着席したのは出航時刻の20分過ぎ。満員の船はエンジン全開でリペ島を目指します。
船は高速で走れるよう重心を低く作ってあり、汚れているのも相まって客席から外を眺めることはほとんど不可能。後部からデッキに出ることもできたようですが、横並びの座席が埋まっていると通路に出るのも苦労するため、そのまま1時間半をじっと過ごしていました。
船のスピードが落ち、薄汚れた窓から島影が見えるといよいよリペ島です。リペ島には大型の(と言っても大して大きくありませんが…)船が着岸できる桟橋は無いため、一旦沖合の浮き島で下船し、ロングテールボートと呼ばれる艀でビーチに上陸します。いゃあこの離島・秘境感がいいですね。
浮島から見るリペ島のビーチ。これがインターネットで散々煽ってた「タイ最後の秘境」ですかぁ(感動)。
ロングテールボートに乗り換えて海を見下ろすと…まぁなんて透明感!! これはモルディブ、パラオに勝るとも劣らない!!
ビーチに接岸していよいよ上陸します。スーツケースはスタッフが運んでくれますが、自分はどうしようもないので、船に乗る前に短パン、サンダルに着替えておきましょう。
さぁ、泳ぐぞ!! とはいきません…
ここから入国審査が始まります。
船を降りると目の前がイミグレ。
はいコレです。
もう、イミグレ無視していいんじゃない? と思うところですが、なにせパスポートを取られていますので…
皆さん強烈な日差しの中、逸る心を抑えて審査を待ちます。
ここでのシステムは…
1.まず表のデスクで帰りの船のリコンファームをする(私達は帰りは別の会社なので、妻がこの間に少し離れたデスクまで行ってリコンファームをしてきたが、集合時間の確認だけして返されたとのこと)
2.座れる場所、日陰の場所を探して待つ。但しあまり離れていると呼び出しが聞こえないので(注
3.入国審査官がアクビをしながらやってくる
4.フェリー会社のスタッフが国別にパスポートをまとめ、名前を呼ばれたら元気よく返事をする
(他のブロクでは欧米人優先で日本人は最後と書かれていたが、今日はマレーシア人が最後だった。その前が中国人で日本人はお尻から3番め)
>>上陸からここまで30分
5.スタッフが相手の国籍や見た目で適当なジョークを言うので、軽く受け流してパスポートを受け取る。
6.入国審査の窓口に並ぶ
7.無事入国スタンプが押されたら、木の下に看板持って座っている自分のホテルのスタッフに声をかけ送迎してもらう
>>上陸からここまで50分
ざっとこんな感じです。タイ最後の秘境は入国に時間がかかる…こんなんなら多少乗り換えが手間でもハジャイから国内航路で来たほうが、テンションアゲアゲのままリペ島の海にジャボーンできます。
ホテル迎えのクルマ(の荷台)に乗ってストリートを走ります。気持ちいい!!
こちらが本日、明日のお宿、カバナ・リペ・ビーチ・リゾート でございます。
島の東側、サンライズ・ビーチに面するまだ新しさの残るホテル。設備は最低限でプールもレストランもありませんが、オーシャンフロントの部屋は眺め抜群、Expediaで2泊15,000THBとまぁ安くはありませんが、バンガローの多いこの島にあっては、リゾート感重視の奥様方にさぞやご満足いただけること請け合い。
ただしこの島共通のハードルが…
こいつ
こいつ
こいつらが嫌いだとこの島は天国から一転、地獄の島となるわけでございます。
私達の部屋はビーチに面した1階の部屋。アクセスがよいのはいいのですが、人にも便利なら犬にも便利。チェックイン早々こいつらの大歓迎を受けながら、我らはさっさと海へ…
それではリペ島、サンライズ・ビーチのアンダー・ザ・シーをご覧ください。
いゃあ、言葉になりませんなぁ~こんな景色がホテルの前のビーチで見れるとは…ちょうど干潮の時間で海底との距離も近く、お魚さんがいるわいるわ
で、調子乗ってカメラで魚を追っかけていると、足の親指に激痛が!!
ゲッ!!
こいつにやられました。
痛いよぅ~痛いよぅ~子供のように半泣きになりながら、砂浜へ戻ります。調子乗って結構沖まで来ていたので、激痛の足をバタつかせながら岸まで戻るのも一苦労。
さぞやマリンブーツの中は大出血かと思いきや、ウニの針が刺さったままだったので止血状態。勇気を振り絞って針を抜きバンドエイドを貼って事なきを得たものの、もう陽もだいぶ傾いてきたし今日はここまでということで。
ここはサンライズビーチですが、ビーチの北側へ行けば西側が見通せそうなので、夕方の海風に吹かれながら砂浜を歩いていきます。
いい感じになってきました。
いいですね~時間を忘れて大勢の人達が日没を待っています。
こいつらも…
そして日没の瞬間…ため息しか出ません
おおぅっ、カッポーがぁ、カッポーがぁ
地球と太陽と画になるカッポーが織りなす20分ほどのエンターテイメントを楽しんだあとは晩ごはん。ホテルにはレストランがないので、レストランやショップが集まるウォーキングストリートへ。
う~ん、スゴイ賑わい、そして欧米人ばかり。
わずか500mほどのストリートですが、沿道にはタイ料理、シーフード、イタリアン、中華となんでもあり。
途中にはセブンイレブンと名物「店の前で冷風にあたって涼む犬」
ATMも何箇所かあるのですがどれも非稼働…どうもキャッシュがなくなってたみたいで、翌日補充していました。なので両替屋は大混雑。あまりレートが良くないことと、店でカードが使えないことは承知していたのでATMを頼りたかったのですが…タイ国内から移動する場合は問題ないですが、マレーシアから来る場合は多少のバーツを何処かで調達しておきましょう。
迷い迷って入ったお店はこちら。店先の特大マンゴーに釣られて入りました。お店の看板NH娘がニッコリ…
注文したのは定番のトムヤムクン、怪しい白身魚のフライ、イカフライ、パッタイ(焼きそば)。
で、大ヒットしたのがこちら、マンゴーライス。 えっ?! マンゴーにご飯?? いや、普通にマンゴーだけでいいんだけど…と吐かしてしまった私、反省してます。激ウマでした。ココナッツソースを掛けた甘~いマンゴーの下にはもち米。日本で言うおはぎのような感覚でしょうか? 絶妙のマッチングでした。
これにビールで1,200THBほど。高いっ…リゾートなので仕方ないですね。
このあと通り沿いのマッサージ屋でタイマッサージ。1時間300THB。安いっ…
ということで、羽田を発ってから24時間、長い1日目は終了。
明日はシュノーケルツアーです。
フライトは2016年10月に開設されたばかりのANA885便。ANAはもともと成田からのクアラルンプール行きはあったものの、アジア-北米接続重視のダイヤで日本人には少々使いづらい時間帯でしたが、この深夜便なら時間を有効に使えます。おかげで東京を発ったその日の夕方にはリペ島のビーチで遊べるのですから、いい時代になったもんです。
同時間帯にはエア・アジア Xのクアラルンプール行きもありますし、バンコク、シンガポール、ホーチミン等、東南アジア各地へのフライトが重なる時間帯。夜中0時とは思えないほどの人混みです。
飛行ルートは本州を南に離れ、沖縄の西、マニラを通過し南シナ海からクアラルンプールへ。
定刻よりやや早い6:40に到着しました。クアラルンプール空港はまだ闇の中。
一旦入国審査を経て荷物を受け取り、乗継便となるマレーシア航空のチェックインカウンターへ向かいます。
乗り継ぎはマレーシア航空 MH1432便。予約の時点でほぼ満席のエコノミークラスよりビジネスクラスのほうが料金が安かったので、短時間ながらビジネスクラスへ。こちらのチェックインカウンターは国際線と国内線の区別がないようです。
出発の9時までまだ余裕があるので、ラウンジで休憩します。国内線エリアはショップやカフェも少なく、あまり時間を潰す場所はありません。
大きな窓からは飛行機が目の前に見えたり、
大雨の中移動中のパレットから荷物が落ちて放置されている様子がよく分かります(笑)
軽食もあったので腹ごしらえ。ラクサとかカレーとか。
機材はボーイング737-800。同じ737-800でもマレーシア航空には古いのから新しいのまで結構落差があるのですが、今日はインテリアも最新のタイプ。シートピッチは決して広くはありませんが、シートモニターも備えてあり国内線としては充分です(ちなみに国際線でも使われている機材です)。
前の人がリクライニングをフルで倒してくると結構きついですね…
クアラルンプール空港を離陸すると眼下には広大なヤシのプランテーションが拡がります。
僅か70分のフライトですが、しっかり軽食も出ます。
機内誌の地図。Sea of Japan…単独標記でマレーシア航空 好印象。
半島から長~い橋で繋がれたペナン島の上空を通過する頃には降下が始まります。
右手にランカウイ随一のビーチ、パンタイチェナンを見ながら着陸。機体の下で涼むスタッフの姿に東南アジアの緩さを感じます。
荷物を受け取りタクシー乗り場へ。って、これ日本の看板?!
ランカウイ島のタクシーはメーターがありません。その代わり結構細かい料金表があって、距離に応じて料金が決められています。また、空港から乗るときはカウンターで目的地を告げてチケットを購入する方式。よってぼったくられる心配もありません。過去も含めマレーシアのタクシーの運ちゃんはいい人多かったです。
今日はリペ島へ向かうフェリーの乗り場へ向かうのですが、出航まで4時間以上あるのでちょっと寄り道。天気も良いのでランカウイ随一の絶景が見れるスカイブリッジを目指します。荷物があるのでタクシーはそのままキープしておきたかったので、区間指定ではなく3時間の時間チケットを購入。120MYR。
スカイブリッジへのアクセスとなるロープウェイ、スカイキャブの乗り場までは20分弱。途中フェリーの出港地となるテラガ・ハーバーを通過します。
スカイキャブの乗り場周辺は「オリエンタルビレッジ」という複合リゾートとなっていて、レストランやカフェ、ショップの他3Dアート美術館やドームシアターなどが併設されています。まぁスカイブリッジ目当ての外国人にはよほど時間に余裕がない限り…
ただしチケットは他の施設の入場と抱き合わせになっていて、イヤでもセットで買わないといけません。しかも外国人は1.4倍増し!!!!
今日は天気がいいながらもあまり混んではいない様子。チケット購入で2~3分待ちましたが、ゴンドラはスムーズに乗れました。混んでいるとき用に50MYRでファストパスもあるそうです…Time is money ! ということですね。
4人乗りのゴンドラで所要約25分、標高約700mの山頂を目指します。
いきなりスゴイ断崖絶壁!!
みるみるうちに海岸線が離れていきます。
中間駅を過ぎると右手にスカイブリッジが見えます。異様な光景です…
山頂駅に到着
山頂駅のすぐ上には展望台があって、素晴らしい景色を眺めることができます。
奥がランカウイ空港の滑走路、手前がテラガ・ハーバー。湾内の離れ小島もホテルがあって雰囲気良さそうです。
山頂駅からスカイブリッジは急な階段を下って10分ほど。
体力に自信がない人はお金で解決できます。2分ほどで橋の袂まで下りられる、スカイグリッドというケーブルカーは10MYR。但し、一回の定員が7、8名ほどで、1往復に5分弱かかるのでかなり待ちます。ここでは時間をお金で解決することはできません…
あえて言うなら行き(下り)は歩きで、帰り(上り)の利用をおすすめします。ここの階段は半端なくキツイです。
で、こちらがスカイブリッジ。橋脚は遥か崖の下まで伸びていますが、フレームに入り切りません。とてつもない光景です。
橋から見た島の西側。壮大です。
お約束のルックダウン・ウインドウ。目が眩みます。
ここはまだ目的地ではありません。はるか遠くに霞んでこれから向かうリペ島が見えます。
スカイ・グリッドの待ちで時間を割いてしまい、慌ただしく下界に戻ります。
待たせておいたタクシーに再び乗り込み、リペ島行きフェリーの出港地、テラガ・ハーバー・ターミナルへ。
当然マレーシアからタイへの国際航路になりますので、面倒な手続きが必要です。インターネットで予約、決済したチケットには「1時間半前には到着するように、30分前にはカウンターをクローズするよ!」と書いてありました。私達は1時間20分前に到着しましたが大半の人は手続き済み、でも出航ギリギリになってきた人も乗せてたみたいでした。
まずはフェリー会社のカウンターで乗船手続きをします。この際タイの入国カードにも記入します。
あとは出国審査場が開くまでボケーッと待ちます。同じターミナル内にマフィン程度の軽食と飲み物を売るカフェがありますが、すぐ隣の敷地にはガソリンスタンド併設のショップがあって、サンドイッチやお菓子が買えます。
出航40分位前になってリペ島からの船が到着しました。たくさんの観光客が船から降りてきます。荷物を受け取って全員入国審査が終わるまで我々は出国することができません…
以前はイミグレーションが離れた場所にあって、そちらで先に出国手続きができたようですが、今は真新しい小屋があってそちらで手続きをし、そのまま乗船することになっています。なのでセキュリティは高くなっていますが、その分効率は悪くなってしまっていますね…
結局出国審査が始まったのが出航時刻直前。当然ここにいる客は全員この船に乗るわけですから置いていかれることはありませんが…
審査でスタンプを押してもらい、船に向かう通路でパスポートをスタッフに預けてから乗船します。
ようやく全員乗船して着席したのは出航時刻の20分過ぎ。満員の船はエンジン全開でリペ島を目指します。
船は高速で走れるよう重心を低く作ってあり、汚れているのも相まって客席から外を眺めることはほとんど不可能。後部からデッキに出ることもできたようですが、横並びの座席が埋まっていると通路に出るのも苦労するため、そのまま1時間半をじっと過ごしていました。
船のスピードが落ち、薄汚れた窓から島影が見えるといよいよリペ島です。リペ島には大型の(と言っても大して大きくありませんが…)船が着岸できる桟橋は無いため、一旦沖合の浮き島で下船し、ロングテールボートと呼ばれる艀でビーチに上陸します。いゃあこの離島・秘境感がいいですね。
浮島から見るリペ島のビーチ。これがインターネットで散々煽ってた「タイ最後の秘境」ですかぁ(感動)。
ロングテールボートに乗り換えて海を見下ろすと…まぁなんて透明感!! これはモルディブ、パラオに勝るとも劣らない!!
ビーチに接岸していよいよ上陸します。スーツケースはスタッフが運んでくれますが、自分はどうしようもないので、船に乗る前に短パン、サンダルに着替えておきましょう。
さぁ、泳ぐぞ!! とはいきません…
ここから入国審査が始まります。
船を降りると目の前がイミグレ。
はいコレです。
もう、イミグレ無視していいんじゃない? と思うところですが、なにせパスポートを取られていますので…
皆さん強烈な日差しの中、逸る心を抑えて審査を待ちます。
ここでのシステムは…
1.まず表のデスクで帰りの船のリコンファームをする(私達は帰りは別の会社なので、妻がこの間に少し離れたデスクまで行ってリコンファームをしてきたが、集合時間の確認だけして返されたとのこと)
2.座れる場所、日陰の場所を探して待つ。但しあまり離れていると呼び出しが聞こえないので(注
3.入国審査官がアクビをしながらやってくる
4.フェリー会社のスタッフが国別にパスポートをまとめ、名前を呼ばれたら元気よく返事をする
(他のブロクでは欧米人優先で日本人は最後と書かれていたが、今日はマレーシア人が最後だった。その前が中国人で日本人はお尻から3番め)
>>上陸からここまで30分
5.スタッフが相手の国籍や見た目で適当なジョークを言うので、軽く受け流してパスポートを受け取る。
6.入国審査の窓口に並ぶ
7.無事入国スタンプが押されたら、木の下に看板持って座っている自分のホテルのスタッフに声をかけ送迎してもらう
>>上陸からここまで50分
ざっとこんな感じです。タイ最後の秘境は入国に時間がかかる…こんなんなら多少乗り換えが手間でもハジャイから国内航路で来たほうが、テンションアゲアゲのままリペ島の海にジャボーンできます。
ホテル迎えのクルマ(の荷台)に乗ってストリートを走ります。気持ちいい!!
こちらが本日、明日のお宿、カバナ・リペ・ビーチ・リゾート でございます。
島の東側、サンライズ・ビーチに面するまだ新しさの残るホテル。設備は最低限でプールもレストランもありませんが、オーシャンフロントの部屋は眺め抜群、Expediaで2泊15,000THBとまぁ安くはありませんが、バンガローの多いこの島にあっては、リゾート感重視の奥様方にさぞやご満足いただけること請け合い。
ただしこの島共通のハードルが…
こいつ
こいつ
こいつらが嫌いだとこの島は天国から一転、地獄の島となるわけでございます。
私達の部屋はビーチに面した1階の部屋。アクセスがよいのはいいのですが、人にも便利なら犬にも便利。チェックイン早々こいつらの大歓迎を受けながら、我らはさっさと海へ…
それではリペ島、サンライズ・ビーチのアンダー・ザ・シーをご覧ください。
いゃあ、言葉になりませんなぁ~こんな景色がホテルの前のビーチで見れるとは…ちょうど干潮の時間で海底との距離も近く、お魚さんがいるわいるわ
で、調子乗ってカメラで魚を追っかけていると、足の親指に激痛が!!
ゲッ!!
こいつにやられました。
痛いよぅ~痛いよぅ~子供のように半泣きになりながら、砂浜へ戻ります。調子乗って結構沖まで来ていたので、激痛の足をバタつかせながら岸まで戻るのも一苦労。
さぞやマリンブーツの中は大出血かと思いきや、ウニの針が刺さったままだったので止血状態。勇気を振り絞って針を抜きバンドエイドを貼って事なきを得たものの、もう陽もだいぶ傾いてきたし今日はここまでということで。
ここはサンライズビーチですが、ビーチの北側へ行けば西側が見通せそうなので、夕方の海風に吹かれながら砂浜を歩いていきます。
いい感じになってきました。
いいですね~時間を忘れて大勢の人達が日没を待っています。
こいつらも…
そして日没の瞬間…ため息しか出ません
おおぅっ、カッポーがぁ、カッポーがぁ
地球と太陽と画になるカッポーが織りなす20分ほどのエンターテイメントを楽しんだあとは晩ごはん。ホテルにはレストランがないので、レストランやショップが集まるウォーキングストリートへ。
う~ん、スゴイ賑わい、そして欧米人ばかり。
わずか500mほどのストリートですが、沿道にはタイ料理、シーフード、イタリアン、中華となんでもあり。
途中にはセブンイレブンと名物「店の前で冷風にあたって涼む犬」
ATMも何箇所かあるのですがどれも非稼働…どうもキャッシュがなくなってたみたいで、翌日補充していました。なので両替屋は大混雑。あまりレートが良くないことと、店でカードが使えないことは承知していたのでATMを頼りたかったのですが…タイ国内から移動する場合は問題ないですが、マレーシアから来る場合は多少のバーツを何処かで調達しておきましょう。
迷い迷って入ったお店はこちら。店先の特大マンゴーに釣られて入りました。お店の看板NH娘がニッコリ…
注文したのは定番のトムヤムクン、怪しい白身魚のフライ、イカフライ、パッタイ(焼きそば)。
で、大ヒットしたのがこちら、マンゴーライス。 えっ?! マンゴーにご飯?? いや、普通にマンゴーだけでいいんだけど…と吐かしてしまった私、反省してます。激ウマでした。ココナッツソースを掛けた甘~いマンゴーの下にはもち米。日本で言うおはぎのような感覚でしょうか? 絶妙のマッチングでした。
これにビールで1,200THBほど。高いっ…リゾートなので仕方ないですね。
このあと通り沿いのマッサージ屋でタイマッサージ。1時間300THB。安いっ…
ということで、羽田を発ってから24時間、長い1日目は終了。
明日はシュノーケルツアーです。
ランカウイ・リペ島旅行 ~旅の計画~
妻が2月のシフトで頼んでもいない4連休が取れたと言い出し、慌てて計画した今回の旅…
前日の夜から出発したとして足掛け5日間で行けるところをネットで空席探索。すでに卒業旅行シーズンということもあるのか、ハワイ、カナダ、オーストラリアなんかは席が少なく料金も割高。方面を乾季でベストシーズンの東南アジアに絞り、空席の多いインドネシアかマレーシアを最終候補にしてみました。
インドネシアといえばバリ島ですが、個人的にはポロブドゥール遺跡のあるジョグジャカルタあたりが気になるところ。マレーシアはクアラルンプールは行ったことがあるので、アイランドリゾートのペナン、ランカウイ、ボルネオ島のコタキナバルあたりをターゲットに検討していたのですが、インターネットで旅の目的地を探していると、芋づる式にいろんな情報が出てきて、最終的に全然違う場所に決まったなんていうのはよくある話です。
今回その芋づるの先端についていた場所は…
タイのリペ島。
なんでも「タイ最後の秘境」とか「東南アジアのモルディブ」とか「最果ての楽園」とか、これでもかと言うほどのキャッチ。で、秘境とか最果てとかと言う割には、ランカウイからフェリーで1時間半と、まぁさほどハードルは高くないご様子。
調べてみると島までのアクセスは主に3通りあり、2つはタイ国内のハジャイ(ハートヤイ)またはトランまで飛行機で行きフェリーに乗り換え、もう一つがマレーシアのランカウイからフェリーというルートです。ちなみにランカウイルートはこの時期乾季限定。
飛行機はバンコクよりもマレーシア経由のほうが空席もあったためこちらに決定。もともとランカウイに行きたかったので立ち寄ることもできるし。
スケジュールは以下の通り。
1日目
深夜 羽田空港 発
早朝 クアラルンプール 乗り継ぎ
朝 ランカウイ 着
夕刻 リペ島 着
2日目
リペ島でシュノーケル
3日目
昼 リペ島発
夕刻 ランカウイでリバーカヤック
4日目
朝 ランカウイ 発
昼 クアラルンプール 乗り継ぎ(KLIA2でショッピング)
夜 羽田空港 着
ということで航空券とホテルを手配していよいよ出発! でございます。
前日の夜から出発したとして足掛け5日間で行けるところをネットで空席探索。すでに卒業旅行シーズンということもあるのか、ハワイ、カナダ、オーストラリアなんかは席が少なく料金も割高。方面を乾季でベストシーズンの東南アジアに絞り、空席の多いインドネシアかマレーシアを最終候補にしてみました。
インドネシアといえばバリ島ですが、個人的にはポロブドゥール遺跡のあるジョグジャカルタあたりが気になるところ。マレーシアはクアラルンプールは行ったことがあるので、アイランドリゾートのペナン、ランカウイ、ボルネオ島のコタキナバルあたりをターゲットに検討していたのですが、インターネットで旅の目的地を探していると、芋づる式にいろんな情報が出てきて、最終的に全然違う場所に決まったなんていうのはよくある話です。
今回その芋づるの先端についていた場所は…
タイのリペ島。
なんでも「タイ最後の秘境」とか「東南アジアのモルディブ」とか「最果ての楽園」とか、これでもかと言うほどのキャッチ。で、秘境とか最果てとかと言う割には、ランカウイからフェリーで1時間半と、まぁさほどハードルは高くないご様子。
調べてみると島までのアクセスは主に3通りあり、2つはタイ国内のハジャイ(ハートヤイ)またはトランまで飛行機で行きフェリーに乗り換え、もう一つがマレーシアのランカウイからフェリーというルートです。ちなみにランカウイルートはこの時期乾季限定。
飛行機はバンコクよりもマレーシア経由のほうが空席もあったためこちらに決定。もともとランカウイに行きたかったので立ち寄ることもできるし。
スケジュールは以下の通り。
1日目
深夜 羽田空港 発
早朝 クアラルンプール 乗り継ぎ
朝 ランカウイ 着
夕刻 リペ島 着
2日目
リペ島でシュノーケル
3日目
昼 リペ島発
夕刻 ランカウイでリバーカヤック
4日目
朝 ランカウイ 発
昼 クアラルンプール 乗り継ぎ(KLIA2でショッピング)
夜 羽田空港 着
ということで航空券とホテルを手配していよいよ出発! でございます。
一年頑張った自分へのご褒美に ~CASIO OCEANUS オシアナス マンタ OCW-S3000P-2AJF~
早いもので2016年ももうあと僅か…
12月になると世の旦那妻方は妻への面倒なクリスマスプレゼントはどうしようか? と頭を悩ませる時期ですね。
我が家では10月の結婚記念日に始まり、11月の妻の誕生日、12月のクリスマス、1月はどうでもいい私の誕生日とイベントが続くので、12月のクリスマスはイベント疲れで気持ちもあまりノッて来ないのがここ数年の傾向。
で、何がほしいの? と聞けば妻も私も「腕時計」で一致。なら、今年はプレゼント交換などせず、一年頑張った自分へのご褒美に腕時計を買いましょう…ということで妥結。
私は前から欲しかったカシオのオシアナスに狙いを定め、クリスマス商戦真っ只中の家電量販店に通うこと数回。正直針いっぱいのクロノグラフはあまり好みではなく、シンプルな3針モデルがよかったのですが、オシアナスでは最底辺に数モデルあるのみで、高級感のあるラインは全てクロノグラフというところが残念…
それにしても量販店の時計売り場はどこも大混雑…あれ? 若者の腕時計離れって聞いたけど…卒業・入学・就職などの新生活シーズンを控えてか、大々的にポイントキャンペーンをはる量販店、特設ブースを構えて販売応援のメーカー、食い入るようにショーケースを見つめる買い物客、まぁすごい熱気。特に女性向けの腕時計がよく売れているようでした。しかも外国メーカーの売り場は意外と閑散としていて、セイコー、シチズンと言った国内2大メーカーのコーナーが大賑わい。以前は腕時計なんて見え張って高い舶来物をつけるのがステータスでしたが、消費者は賢くなりましたね…どう考えたって国内メーカーの腕時計のほうがコストパフォーマンスに優れています。ブランドに惑わされずいいものを適正な価格で購入する時代です…
さてさて、両社に比べるとやや客層の異なるカシオのコーナー。そうカシオといえばG-SHOCK。最近は10万円オーバーの高級モデルもありますが、やはり若者向けのスポーティーなイメージで、もうちょっと言うと腕時計としては安物な感じ…でもオシアナスの売り場は青く輝いてます(笑)
あえてオシアナスを考えている人は、はっきり言ってこの強烈な個性に惚れ込んでいるので、あまり他メーカーと比較する必要もありません。よってもってオシアナスのラインナップの中で頭を悩ますことになります。
はじめは 7万円前後のOCW-T2600-1AJF あたりを考えていたのですが、いざ店頭で10万円オーバーのモデルを試着してみると、やはりその差は歴然。
「やっぱりオシアナスったらマンタだよねぇ~」
軽快なチタンバンドのつけ心地、高級感あるサファイアカーブガラス、そして何よりオシアナスらしい品のある青の輝き…あぁ、もう…
比較して悩んでいたのはいかにもオシアナスらしい2モデル。
OCW-S3400-1AJF
OCW-S3400-1AJF
しかし…すでに生産終了と思っていた OCW-S3000P-2AJF をヨドバシで見かけてちょい一目惚れ…
黒文字盤の上記2モデルに比べ、白蝶貝をあしらった薄い水色の文字盤は、自分の中のオシアナスのイメージとは異なるものの、他のモデルにはない強烈な個性が特徴です。
値段もややお高いのですが、
「今年は一生懸命節約して予算以上の貯金ができたしなぁ~」などといろいろ理由をつけて自分に言い聞かせ、ヨドバシ新宿へ出撃!!
店頭価格128,900円のところ、1,900円の値引きと、下取りキャンペーン5,000円引き、ポイント13%キャンペーンで15,860ポイントということで実質10万6,000円ちょっとでゲット。
いやぁ…小心者なので10万オーバーの買い物はホント疲れます。
ちなみに妻はシチズン エクシード EC1124-58A を同時購入。こちらはポイント含めて82,000円ほどでした。
エクシードは自分もこれまで愛用していましたし、ちょっと中年の女性向けイメージがありますが、なかなかいいモデルを選択しました。
ということで自宅で開封!!!!
う~ん、CASIOのロゴを入れていないのは正解(笑)
写真で見るとちょっと地味ですね。他のモデルもそうですが、オシアナスは光のあたり具合によって輝き方、色の見え方が全く異なります。このOCW-S3000P-2AJF も屋内ではベゼルがやや緑がかった紺色で、文字盤も比較的落ち着いた感があるのですが、日中の太陽光下ではまるで南国の海のような透き通った水色に見えます。そこが惚れどころですが、逆に言うと好き嫌いの別れるところですね。
インダイアルは3つあって、一番上がストップウォッチ、真ん中が曜日、下がワールドタイムです。もちろんメインダイアルをワールドタイムにすることも可能。例えばメインダイアルを現地時間にして、インダイアルを日本時間にしておけば、うっかり非常識な時間に電話することもなくなります。
まぁ多機能すぎて説明書ないと使いこなせません。
もちろん MADA IN JAPAN 。オシアナスは山形の工場で組み立てられています。
腕につけてしばらくニヤニヤします。
こちらは妻がかったシチズン エクシード EC1124-58A 。上品なローズゴールドがGoodです。
スマートフォンの普及で「必要無くなった」と言われる腕時計。確かに時間を知るためにはもう必要のないものかもしれませんが、それでも腕元でキラリと光る個性はアクセサリーとしての役割も兼ね備えています。だからこそ、あえてちょっと奮発してコストパフォーマンスと機能性に優れたお気に入りの1本、いや2~3本?? を用意しておきたいですね!!
12月になると世の旦那妻方は妻への
我が家では10月の結婚記念日に始まり、11月の妻の誕生日、12月のクリスマス、1月はどうでもいい私の誕生日とイベントが続くので、12月のクリスマスはイベント疲れで気持ちもあまりノッて来ないのがここ数年の傾向。
で、何がほしいの? と聞けば妻も私も「腕時計」で一致。なら、今年はプレゼント交換などせず、一年頑張った自分へのご褒美に腕時計を買いましょう…ということで妥結。
私は前から欲しかったカシオのオシアナスに狙いを定め、クリスマス商戦真っ只中の家電量販店に通うこと数回。正直針いっぱいのクロノグラフはあまり好みではなく、シンプルな3針モデルがよかったのですが、オシアナスでは最底辺に数モデルあるのみで、高級感のあるラインは全てクロノグラフというところが残念…
それにしても量販店の時計売り場はどこも大混雑…あれ? 若者の腕時計離れって聞いたけど…卒業・入学・就職などの新生活シーズンを控えてか、大々的にポイントキャンペーンをはる量販店、特設ブースを構えて販売応援のメーカー、食い入るようにショーケースを見つめる買い物客、まぁすごい熱気。特に女性向けの腕時計がよく売れているようでした。しかも外国メーカーの売り場は意外と閑散としていて、セイコー、シチズンと言った国内2大メーカーのコーナーが大賑わい。以前は腕時計なんて見え張って高い舶来物をつけるのがステータスでしたが、消費者は賢くなりましたね…どう考えたって国内メーカーの腕時計のほうがコストパフォーマンスに優れています。ブランドに惑わされずいいものを適正な価格で購入する時代です…
さてさて、両社に比べるとやや客層の異なるカシオのコーナー。そうカシオといえばG-SHOCK。最近は10万円オーバーの高級モデルもありますが、やはり若者向けのスポーティーなイメージで、もうちょっと言うと腕時計としては安物な感じ…でもオシアナスの売り場は青く輝いてます(笑)
あえてオシアナスを考えている人は、はっきり言ってこの強烈な個性に惚れ込んでいるので、あまり他メーカーと比較する必要もありません。よってもってオシアナスのラインナップの中で頭を悩ますことになります。
はじめは 7万円前後のOCW-T2600-1AJF あたりを考えていたのですが、いざ店頭で10万円オーバーのモデルを試着してみると、やはりその差は歴然。
「やっぱりオシアナスったらマンタだよねぇ~」
軽快なチタンバンドのつけ心地、高級感あるサファイアカーブガラス、そして何よりオシアナスらしい品のある青の輝き…あぁ、もう…
比較して悩んでいたのはいかにもオシアナスらしい2モデル。
OCW-S3400-1AJF
OCW-S3400-1AJF
しかし…すでに生産終了と思っていた OCW-S3000P-2AJF をヨドバシで見かけてちょい一目惚れ…
黒文字盤の上記2モデルに比べ、白蝶貝をあしらった薄い水色の文字盤は、自分の中のオシアナスのイメージとは異なるものの、他のモデルにはない強烈な個性が特徴です。
値段もややお高いのですが、
「今年は一生懸命節約して予算以上の貯金ができたしなぁ~」などといろいろ理由をつけて自分に言い聞かせ、ヨドバシ新宿へ出撃!!
店頭価格128,900円のところ、1,900円の値引きと、下取りキャンペーン5,000円引き、ポイント13%キャンペーンで15,860ポイントということで実質10万6,000円ちょっとでゲット。
いやぁ…小心者なので10万オーバーの買い物はホント疲れます。
ちなみに妻はシチズン エクシード EC1124-58A を同時購入。こちらはポイント含めて82,000円ほどでした。
エクシードは自分もこれまで愛用していましたし、ちょっと中年の女性向けイメージがありますが、なかなかいいモデルを選択しました。
ということで自宅で開封!!!!
う~ん、CASIOのロゴを入れていないのは正解(笑)
写真で見るとちょっと地味ですね。他のモデルもそうですが、オシアナスは光のあたり具合によって輝き方、色の見え方が全く異なります。このOCW-S3000P-2AJF も屋内ではベゼルがやや緑がかった紺色で、文字盤も比較的落ち着いた感があるのですが、日中の太陽光下ではまるで南国の海のような透き通った水色に見えます。そこが惚れどころですが、逆に言うと好き嫌いの別れるところですね。
インダイアルは3つあって、一番上がストップウォッチ、真ん中が曜日、下がワールドタイムです。もちろんメインダイアルをワールドタイムにすることも可能。例えばメインダイアルを現地時間にして、インダイアルを日本時間にしておけば、うっかり非常識な時間に電話することもなくなります。
まぁ多機能すぎて説明書ないと使いこなせません。
もちろん MADA IN JAPAN 。オシアナスは山形の工場で組み立てられています。
腕につけてしばらくニヤニヤします。
こちらは妻がかったシチズン エクシード EC1124-58A 。上品なローズゴールドがGoodです。
スマートフォンの普及で「必要無くなった」と言われる腕時計。確かに時間を知るためにはもう必要のないものかもしれませんが、それでも腕元でキラリと光る個性はアクセサリーとしての役割も兼ね備えています。だからこそ、あえてちょっと奮発してコストパフォーマンスと機能性に優れたお気に入りの1本、いや2~3本?? を用意しておきたいですね!!
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~電力自由化~ 7月の請求がようやく確定・・・トリプル効果で電気料金33%削減!!
ということで我が家の場合は毎月18日が電気使用量の締め日なのですが、1か月たった今日になってようやく請求データ確定のメールが届きました。
結果は…
なんと前年同月比33%削減!!
もちろんこれは電力小売自由化に伴うプレミアムプランへの変更だけが要因ではありません。それでは内訳を見てみましょう。
中身を分析していきます。
まず使用日数は、料金計算の元となる期間が前年は32日、今年は30日でしたので、これは最後に総額を調整しています。
使用量は昨年に比べ14%も削減。これは2月に冷蔵庫を買い替えたことが一番の理由と思われます。一方増加要因として、昨年は夏場稼働させていなかった換気システム「タルカス」を湿気対策で24時間稼働させていたこと、昨年はほとんど使用していなかった食洗機をほぼ毎日使っていたことが挙げられますが、これらを踏まえてもこれだけ削減できたということは驚きでした。
基本料金はプラン変更で一番効果の大きいところ。我が家は12kVA契約だったので、以前は基本料だけで3,300円も支払っていました。これがプレミアムプランでは、30分毎の最大需要をもとに決定する「スマート契約」になったため大きく削減。7月はエアコンの使用が多いので、最大需要が3kWhまでいくと予想していたのですが、4~6月同様2kWhで収まっていたのは嬉しい誤算でした。
電力料金は約16%減。従量・段階制料金の昨年に比べ、400kWhまでは定額というプレミアムプランのメリットをほぼ最大限活かせました。
再エネ発電賦課金は腹立たしいことこの上ないのでノーコメント(笑)
燃料費調整額は原油価格の低下で2300%もマイナス幅が拡がりました。ちなみにプレミアムプランの場合、定額分の400kWhを使い切れなくても料金は同じですが、燃料費調整は実際使用量で計算されますので、マイナス調整であるかぎりは、実際の使用量と請求額の逆転現象が発生することになります。
ということで日数調整した後の総額は、家電の買い替えによる使用量の減、プラン変更による基本料・使用料の減、そして燃料調整額による減と、トリプル効果で対前年33%、4,766円も削減。何にしても値上げ値上げの続く昨今、光熱費で一番大きなウエイトを締める電気代を大幅に削減することに成功しました。
結果は…
なんと前年同月比33%削減!!
もちろんこれは電力小売自由化に伴うプレミアムプランへの変更だけが要因ではありません。それでは内訳を見てみましょう。
中身を分析していきます。
まず使用日数は、料金計算の元となる期間が前年は32日、今年は30日でしたので、これは最後に総額を調整しています。
使用量は昨年に比べ14%も削減。これは2月に冷蔵庫を買い替えたことが一番の理由と思われます。一方増加要因として、昨年は夏場稼働させていなかった換気システム「タルカス」を湿気対策で24時間稼働させていたこと、昨年はほとんど使用していなかった食洗機をほぼ毎日使っていたことが挙げられますが、これらを踏まえてもこれだけ削減できたということは驚きでした。
基本料金はプラン変更で一番効果の大きいところ。我が家は12kVA契約だったので、以前は基本料だけで3,300円も支払っていました。これがプレミアムプランでは、30分毎の最大需要をもとに決定する「スマート契約」になったため大きく削減。7月はエアコンの使用が多いので、最大需要が3kWhまでいくと予想していたのですが、4~6月同様2kWhで収まっていたのは嬉しい誤算でした。
電力料金は約16%減。従量・段階制料金の昨年に比べ、400kWhまでは定額というプレミアムプランのメリットをほぼ最大限活かせました。
再エネ発電賦課金は腹立たしいことこの上ないのでノーコメント(笑)
燃料費調整額は原油価格の低下で2300%もマイナス幅が拡がりました。ちなみにプレミアムプランの場合、定額分の400kWhを使い切れなくても料金は同じですが、燃料費調整は実際使用量で計算されますので、マイナス調整であるかぎりは、実際の使用量と請求額の逆転現象が発生することになります。
ということで日数調整した後の総額は、家電の買い替えによる使用量の減、プラン変更による基本料・使用料の減、そして燃料調整額による減と、トリプル効果で対前年33%、4,766円も削減。何にしても値上げ値上げの続く昨今、光熱費で一番大きなウエイトを締める電気代を大幅に削減することに成功しました。
ノルウェー旅行 6日目 ~ベルゲンからコペンハーゲンへ~
ドイツ・フランクフルト空港のトラブルから、スケジュールがメチャクチャになってしまったノルウェー・フィヨルド弾丸旅行の6日目。行程としては7日間のスケジュールですが、帰国に丸1日掛かるため、6日目の今日が実質の最終日。ベルゲンを早朝に発ち、デンマークのコペンハーゲンに立ち寄った後、トルコ・イスタンブールを経由して帰国という行程です。
ベルゲンからコペンハーゲンへのフライトはなんと6時発…なにせ料金が6,900円と格安だったもので…
出発時間から逆算していくと、ベルゲン・バスターミナル4時15分発のバスに乗らないといけません。まぁ時差ボケ防止と思って3時半前には起床。一昨日滞在したガイランゲル・フィヨルドと比較すると300kmは南にあるため、天候が悪いことも相まって白夜の明るさもやや暗く感じます。
ベルゲン・バスターミナルからは25分ほどで到着。空港内は早朝ながらすでに結構な数の人です。
なんだか微笑ましいトイレのマーク…
荷物を預けて手荷物検査を通過した後、昨日購入したロロス・ツイードのブランケットの免税手続きに向かいます。ネットの情報ではチェックインカウンターでも手続きができるようなことが書かれていたのですが、お店で渡されたインフォメーションには、手荷物検査後のカウンターのみ。ということで大きなロロス・ツイードのバッグを片手に地図に示されたところへ行くと、そこは本屋さんでした…本屋さんのレジの一角が免税手続きのカウンターになっていて、もちろんグローバルブルーの看板も出ています。ここは早朝からオープンしているので、6時台のフライトでも問題なく手続きが可能。
書類を渡しパスポートを見せ、現品確認をすることなくあっという間に終了。
ついでにこの店で3日前に乗船したフッティルーテンのマグネットを発見したので購入。ご当地・観光地マグネットコレクションにおいてはあまり好まないゴム素材ですが、フッティルーテンの思い出を優先して購入…
ノルウェーはEUには加盟していないものの、シェンゲン協定国なのでデンマークへのフライトには出国審査はありませんが、ゲートエリアは国際線用に分離されていて、免税店もしっかりありました。飛行機はスカンジナビア航空SK2861便、エアバスA320です。
小雨の降る中無事ベルゲンを離陸。さよならノルウェー…
1時間ちょっとの飛行時間であっという間にコペンハーゲンへ到着。ノルウェーと違って空港の雰囲気からして賑やかさを感じます。同じ首都のオスロ空港と比較しても大きな空港です。出発と到着の動線が分離されていないため、免税店街の中を抜けてバゲージクレームに向かいます。
通路の途中はコペンハーゲン動物園のディスプレイがしてあって、時折リアルなライオンが吠えて、通行人皆びっくり…
ここからはイスタンブール経由で帰国となりますが、乗り継ぎのフライトまでは約11時間あるので、コペンハーゲンの街に出て観光と買い物を楽しむことにします。
まずは大きな手荷物を預けようと、事前にネットで調べおいた第1ターミナルと第2ターミナルの連絡通路にあるという預かり所へ向かったのですが、結局見つけることができず。近くのスタッフに聞いてもここにはないということだったので閉鎖されてしまったようです。結局ターミナルから外へ出た駐車場P4のところにあるロッカーを教えてもらいました。駐車場の建物の中にあるため、影に隠れていて分かりにくいのと、ターミナル内も第2ターミナルのP4前出口まで来ないと標識が出ていないので、予め知らなければ見つけることは大変かもしれません。スカンジナビア航空利用であれば、第1ターミナルからここまで来るのも結構距離があるので、コペンハーゲン中央駅で預けるほうが、時間的な効率は良いかもしれませんね。
ロッカー自体は3サイズあり、かなり大きなものでも収納できる広さです。クレジットカードでの支払いもOKで、暗証番号が書かれたレシートを受け取って完了です。料金は中間サイズで1日100DKK…
無事荷物を預け、デンマーク国鉄の列車でコペンハーゲンの街中に繰り出します。チケットはその都度買うのも面倒なので24時間券を購入。1枚130DKK。他国のように乗車前に刻印機でバリデーションする必要はありませんが、購入時から24時間でカウントされるため、ギリギリの時間まで使い倒す予定の方は、乗車の直前に買うことをおすすめします。
まずは列車でコペンハーゲン中央駅からさらに3つ先のオスターポート(Østerport)駅へ。
デンマーク国鉄の列車は皆このデザイン。特徴的な黒いベゼルは、連結時に運転席が格納されて車両間の幌になります。小さい時にこの車両の写真を見て、この黒いところは硬いのか柔らかいのか、触ってみたいと思ったのですが、30年近い時を経て夢が叶いました。
結果は…
柔らかかった。
まぁゴム製であることは知っていたので、柔らかいだろうなあとは思っていたのですが、中が空洞な上にゴム素材も意外と薄く、実際の感触は想像以上に柔らかかった。というのが解でした。
オスターポート駅の周囲は、いかにもヨーロッパというようなアパートメント群が建ち並んでいて、ノルウェーとはまた違った重厚さを感じます。
で、なぜこの駅で降りたかというと、
泣く子も黙る世界三大ガッカリの「人魚姫像」。三大ガッカリなんて言われたら見に行きたくなりますよね~。まずいラーメンって言われると食べてみたくなるのと同じアレですね(笑)
いやぁもうガッカリするつもりで行ったわけですから、何も期待はしていないわけですが、朝早いにもかかわらず中国人団体ばっかりで別の意味でガッカリ…引きで撮るとこんな感じです。
写っているのはみな中国人…そしてバックの工場煙突がまたなんとも言えないガッカリ感を醸し出しています。
ガッカリということが先行してしまって、人魚姫像のいわれについてはあまり関心も無いようですが、かの有名なビール、カールスバーグ創設者の息子が人魚姫物語のバレエに感銘して、100年ほど前に作らせたとか。う~ん、歴史もガッカリですね。
まぁ人魚姫像自体もネタとしては充分ですが、この周囲はカステレット要塞と言って、真上からみた姿はまさに函館の五稜郭と同じキレイな星形をしています。横から見ても分かりませんが…ランニングしている人も多く、とても雰囲気のいい公園です。
再びオスターポート駅。
ここからエストーというデンマーク国鉄の近郊電車に乗って、北へ30kmほどのヒレレズを目指します。
なんだかとても愛嬌のあるお顔立ち。一両がとても短く1ドアで8両編成。列車によっては重連の16両編成で走っています。それにても来る電車来る電車落書きだらけ…ノルウェーではほとんど見かけませんでしたが、これが本来のヨーロッパですね…
車内はこんな感じ。座り心地がメチャ悪い…
ヒレレズはデンマーク屈指の観光スポット、フレデリクスボー城のある街として有名です。コペンハーゲン市内にもいくつかのお城はありますが、このフレデリクスボー城は内外装ともケタ違いのスケールとの評判を聞き、少ない滞在時間ながらあえて足を延ばしてみました。
デンマークの田園風景を眺めながら40分ほどでヒレレズに到着。エストーもここが終点。ここから先は非電化区間となり、同じホームの先にはディーゼルカーが接続を待つ、のんぴりした雰囲気の駅です。
構内のセブンイレブンで軽食と飲み物を調達。標識にそって正面の歩道を真っ直ぐ行きます。
10分ほどで大きな広場に出ます。広場の奥は池になっていて、ここで初めてフレデリクスボー城が姿を現します。
おぉーっ、美しい…煉瓦色の建物に青銅色の大きな尖塔。ドイツやイタリアにあるような古城とはまたちょっと違った綺羅びやかさを感じる佇まいです。
池に沿って城を目指します。
まるでテーマパークのようです。
門をくぐると噴水の向こうにフレデリクスボー城の全容が伺えます。とにかく見る角度によって全く違う表情を見せる城です。計算され尽くした美しさを感じます。
このフレデリクスボー城は、450年ほど前から建設に着手し、特に17世紀頃クリスチャン4世によって城の大半が築かれ、以後デンマーク王室により利用されてきました。建物はルネッサンス様式ですが、オランダ人の建築家によって作られたとあって、確かに城の雰囲気はオランダっぽさがあると言えばある感じ。
しかし、1859年の火災で多くが消失してしまい、ビールメーカー、カールスバーグの創始者J.C.ヤコブセンらによって再建、現在は国立歴史博物館として公開されています。
入場料は一人75DKK。申し出ればパスポートと交換にオーディオガイドも無料で借りることができ、嬉しいことに日本語のプログラムもあります。iPod片手にいざ城の中へ…
バラの部屋。もう、いきなり一部屋目から度肝を抜かれます。天井の彫刻に圧倒されてポカーン…
しかもここはダイニングルームとか…
そして教会。ここは火災を免れたので、創建当時の姿を残しています。
教会に繋がる通路も天井に圧倒されます。
謁見室。
廊下はなく、部屋から部屋へと渡り歩いていきます。この辺はウィーンのシェーンブルン宮殿に似た感じ。部屋という部屋当時の調度品や肖像化が所狭しと展示されています。
そして極めつけの大ホール。ヴェネチアのドゥカーレ宮殿もびっくりの豪華さ…もうお腹いっぱいです。
窓から望む前庭。
城を出て庭へ回ります。やはり見る角度によって全然表情が違います。
今度は来た時と逆、池の西側を回って駅に戻ります。
エストーで再びコペンハーゲン市内へ。コペンハーゲン中央駅の2つ手前、ノアポート駅で下車。メトロに乗り換えてさらに一駅、コンゲンス・ニュートー駅へ。
駅の上はコペンハーゲン随一の繁華街、ストロイエ通りの起点にあたるところ。目の前には有名デパートマガシンの重厚な建物。
なんだかとても高級そうに見えますが、店内は意外とカジュアル。でも商品は決して安くはないですが…北欧雑貨、インテリア好きにはたまらない空間でしょう。
ここではHEYのランドスケープドット柄ティータオル2枚セット(149DKK)とアイスクリーム柄のバスティアン テキスタイル(39.95DKK)を購入。
ここから5分ほど海側へ歩くと、コペンハーゲンの代名詞ニューハウン。もうとにかく凄い人…
巨大なボートがひっきりなしに出入りします。
ベルゲンとはまた違った鮮やかさ。建物の一階はほとんどがレストラン。ビール片手にご機嫌の観光客が大騒ぎ。
時間がないので一周回ってストロイエ通りへ。ここからコペンハーゲン中央駅へ向かって歩きます。世界最初の歩行者天国と言われています。歩いている人の数もすごいです。
先ほどのマガシンと並んで二大デパートと称されるイルム(Illum)。上層階にはレストランもあるのは日本と同じ。
LEGO本店。店の奥にはお菓子の詰め放題みたいな、レゴ詰め放題のコーナーも。小さい時にレゴで遊んだ記憶が殆ど無く、あまりテンションは上がらず…
途中小腹が減って何気なく入ったカフェ。サンドイッチが食べたかったんですが、何やらワッフルがジャンジャン売れているのでこちらも購入。激ウマ。こんな超ベタな観光地でも味に抜かりないのが素晴らしい!!
もちろんご当地・観光地マグネットコレクションも購入。一番手前に世界三大ガッカリの人魚姫像、そしてニューハウンの街並みと女王の宮殿アマリエンボー宮殿、森の向こうにはさりげなくループを描くチボリ公園のジェットコースター。背後にそびえるのはフレデリクスボー城か? クロンボー城か? コペンハーゲンの魅力を凝縮した作品。
ストロイエ通りの終点には荘厳な市庁舎。
そしてその横にはアンデルセン像。ガッカリはしません(笑)
アンデルセンの見つめる先には…
世界最古とも言われるテーマパーク「チボリ公園」
いやあこうして見るとコペンハーゲンなかなか侮れませんな…
空港へ戻らなければならない時間が近づいてきました。ラストミニッツは中央駅前のスーパー、イヤマ(Irma)でお買い物。キャラクターのイヤマちゃんが目印です。
イヤマは日本で言えば紀伊国屋みたいな高級路線なのと、そもそもデンマークなので安い! という感じはないですが、オリジナル商品やデザインのよい容器に入ったお菓子類など、北欧らしい食品類をお土産にしたいならよいお店です。
ロイヤルダンスクのクランベリーミニクッキー(49DKK)
Bornholmsのロブスタースープ(20DKK)
鯖の缶詰レモン風味(17DKK)
水を入れるとできちゃうパン?! (25DKK)
そしてなぜか日本人に大人気のイヤマ・オリジナル・トートバッグ(35DKK)。日本で買うと7~8倍近くします。
このお店でもトートバッグ目当ての日本人を何人も見かけましたが、中には大量に買い占めていく輩もいるみたいで、運悪いと店頭に出ていない場合もあるようです…
トートバッグに大量の食品を詰め込んで空港に戻ります。
風格あるコペンハーゲン中央駅。駅舎は橋上式で、階段を降りるとホームがあります。
ロッカーからスーツケースを取り出し、買い込んできたお土産類を整理してチェックイン。
コペンハーゲン空港のロゴがショッピングバッグの形をしているところからして、免税品店街は買わせる気満々の品揃えです。
デパートIllums も出店しています。コペンハーゲンの街並みをポップに描いたテキスタイルを購入。キッチンの窓の日除けにしてみました。
旅も終わりです。TK1786便でイスタンブールに向かいます。
ターキッシュエアラインズのビジネスクラスといえばウェルカムドリンクのノンアルコールカクテル。
座席はこんな感じ。ヨーロッパ~イスタンブール線は2~3時間程度のフライトなので、エアバスA320、A321、ボーイング737などの単通路機が主体です。
それでもパーソナルモニターはしっかり装備されていて、コントローラーはスマホのような最新型でした。
ターキッシュエアラインズには、機内食の製造を担当しているDO&CO社のスタッフが搭乗し、シェフの姿で料理の盛り付けや飲み物のサーブを行っています。長距離便はもちろん、ヨーロッパ~イスタンブール間の僅か数時間のフライトでも抜かり無いのが素晴らしいところ。
もちろん食事も美味しく、世界3大料理と言われるトルコ料理を堪能できます。
2時間半ほどでイスタンブールに到着。日本~ヨーロッパ間は中東の各社が割安な運賃を提供していますが、UAEやカタールだと乗継地からヨーロッパまでが5~6時間かかるのに比べ、イスタンブールは2~3時間とフライトタイムが短いので、気分的にも楽ですね。
イスタンブールではちょうど1か月前の6月28日に空港自爆テロ、2週間前の7月15日にはクーデター未遂と立て続けに発生し、これまで利用した時に比べると制限区域の中とは言え旅客が減った感じがします。移動の際にちらっとテロの現場になったチェックインカウンター付近も見えましたが、手荷物検査に並ぶ人の列も格段に少なく、以前の行列がウソのようです。制限区域内だからか、意外にも銃を持った軍人などは見かけませんでした。
乗り継ぎは2時間45分ありますが、おとなしくターキッシュエアラインズご自慢のラウンジで過ごすことにします。
ラウンジは4年前の新婚旅行以来ですが、1階のフロアが拡張され巨大なラウンジがさらに大きくなっていました。
拡張されたエリアにはゴルフのシミュレーターやスロットカーのサーキットまであります。
設備だけでなく、食事も飲み物もレベルが高いです。濃厚なトルコ・コーヒーはスタッフがその場で抽出してくれます。
ディスプレイに表示されている行き先は、中東やアフリカなど聞いたこともない地名、テロや紛争で時たまニュースで聞く地名などがずらりと並んでいます。
無事搭乗を終えこの旅最後のフライト。数えてみれば7フライト目…成田行きはボーイング777-300ER。今となっては贅沢な直列配置フルフラットシートのビジネスクラス。2-3-2という配列なので、一人旅の人には向かないかもしれませんが、何よりシート幅やスペースに余裕があり、夫婦なら会話も楽ですし理想の配置です。足元はオットマンのようになっていて、下には荷物も入れられます。
4年前の搭乗時には無かったベッドパッドもCAさんがセッティングしてくれました。いくらフルフラットになっても、シートの上ではやはり固くて寝心地がよくないもの。パッドを敷けばまさにベッドの感覚で楽に寝ることができます。
食事も期待を裏切らない内容。
まずはカナッペ盛り合わせ。
パプリカにひき肉などを詰めたドルマ、スモークサーモンと大根和え、タブーリというパセリとハーブのサラダ。タブーリはちょっとクセがあるので、苦手な人は苦手かも。でも添えられたモッツァレラチーズと相性もよく、トルコらしい一品。そしてひよこ豆のスープ。
メインはスズキのグリル、エビのソテーにレモンバターのほうれん草添え。デザートはチョコレートやフルーツのワゴンサービス。
ビジネスクラスの乗客は無料のWiFiで時間を潰しながら、一眠りすると中国の砂漠上空。
到着前の2食目。ぶどうの葉っぱで包んだピラフ(ヤプラックドルマス)とヒユのヨーグルト和えは新婚旅行の時にトルコで食し、若干トラウマになった一品。ヤプラックドルマスはこの写真くらいの大きさと量ならいいのですが、トルコで食べた時は一個がいなり寿司クラスでそれが米俵のように積み上げられて出てきました…葉っぱの消化が悪いのか結構胃がもたれます。ヨーグルトも日本では料理のソースとして食べることがないので、どうも食べ合わせが悪く感じてしまって…
定刻よりやや早く成田に到着。
フランクフルト空港でのフライトキャンセルから始まった今回の旅。今までで一番大きなピンチを経験した旅だったと思います。結局予定はボロボロになってしまい、消化不良気味の7日間でしたが、初めての北欧ということで、楽しみも多かった分ショックも大きかった…それでも一番行きたかったガイランゲルでは、好天の中絶景を楽しめたことが唯一にして最大の救い。物価も高くそう頻繁に行ける場所ではありませんが、今度はスウェーデンやフィンランドにも訪れてみたいですね。
ベルゲンからコペンハーゲンへのフライトはなんと6時発…なにせ料金が6,900円と格安だったもので…
出発時間から逆算していくと、ベルゲン・バスターミナル4時15分発のバスに乗らないといけません。まぁ時差ボケ防止と思って3時半前には起床。一昨日滞在したガイランゲル・フィヨルドと比較すると300kmは南にあるため、天候が悪いことも相まって白夜の明るさもやや暗く感じます。
ベルゲン・バスターミナルからは25分ほどで到着。空港内は早朝ながらすでに結構な数の人です。
なんだか微笑ましいトイレのマーク…
荷物を預けて手荷物検査を通過した後、昨日購入したロロス・ツイードのブランケットの免税手続きに向かいます。ネットの情報ではチェックインカウンターでも手続きができるようなことが書かれていたのですが、お店で渡されたインフォメーションには、手荷物検査後のカウンターのみ。ということで大きなロロス・ツイードのバッグを片手に地図に示されたところへ行くと、そこは本屋さんでした…本屋さんのレジの一角が免税手続きのカウンターになっていて、もちろんグローバルブルーの看板も出ています。ここは早朝からオープンしているので、6時台のフライトでも問題なく手続きが可能。
書類を渡しパスポートを見せ、現品確認をすることなくあっという間に終了。
ついでにこの店で3日前に乗船したフッティルーテンのマグネットを発見したので購入。ご当地・観光地マグネットコレクションにおいてはあまり好まないゴム素材ですが、フッティルーテンの思い出を優先して購入…
ノルウェーはEUには加盟していないものの、シェンゲン協定国なのでデンマークへのフライトには出国審査はありませんが、ゲートエリアは国際線用に分離されていて、免税店もしっかりありました。飛行機はスカンジナビア航空SK2861便、エアバスA320です。
小雨の降る中無事ベルゲンを離陸。さよならノルウェー…
1時間ちょっとの飛行時間であっという間にコペンハーゲンへ到着。ノルウェーと違って空港の雰囲気からして賑やかさを感じます。同じ首都のオスロ空港と比較しても大きな空港です。出発と到着の動線が分離されていないため、免税店街の中を抜けてバゲージクレームに向かいます。
通路の途中はコペンハーゲン動物園のディスプレイがしてあって、時折リアルなライオンが吠えて、通行人皆びっくり…
ここからはイスタンブール経由で帰国となりますが、乗り継ぎのフライトまでは約11時間あるので、コペンハーゲンの街に出て観光と買い物を楽しむことにします。
まずは大きな手荷物を預けようと、事前にネットで調べおいた第1ターミナルと第2ターミナルの連絡通路にあるという預かり所へ向かったのですが、結局見つけることができず。近くのスタッフに聞いてもここにはないということだったので閉鎖されてしまったようです。結局ターミナルから外へ出た駐車場P4のところにあるロッカーを教えてもらいました。駐車場の建物の中にあるため、影に隠れていて分かりにくいのと、ターミナル内も第2ターミナルのP4前出口まで来ないと標識が出ていないので、予め知らなければ見つけることは大変かもしれません。スカンジナビア航空利用であれば、第1ターミナルからここまで来るのも結構距離があるので、コペンハーゲン中央駅で預けるほうが、時間的な効率は良いかもしれませんね。
ロッカー自体は3サイズあり、かなり大きなものでも収納できる広さです。クレジットカードでの支払いもOKで、暗証番号が書かれたレシートを受け取って完了です。料金は中間サイズで1日100DKK…
無事荷物を預け、デンマーク国鉄の列車でコペンハーゲンの街中に繰り出します。チケットはその都度買うのも面倒なので24時間券を購入。1枚130DKK。他国のように乗車前に刻印機でバリデーションする必要はありませんが、購入時から24時間でカウントされるため、ギリギリの時間まで使い倒す予定の方は、乗車の直前に買うことをおすすめします。
まずは列車でコペンハーゲン中央駅からさらに3つ先のオスターポート(Østerport)駅へ。
デンマーク国鉄の列車は皆このデザイン。特徴的な黒いベゼルは、連結時に運転席が格納されて車両間の幌になります。小さい時にこの車両の写真を見て、この黒いところは硬いのか柔らかいのか、触ってみたいと思ったのですが、30年近い時を経て夢が叶いました。
結果は…
柔らかかった。
まぁゴム製であることは知っていたので、柔らかいだろうなあとは思っていたのですが、中が空洞な上にゴム素材も意外と薄く、実際の感触は想像以上に柔らかかった。というのが解でした。
オスターポート駅の周囲は、いかにもヨーロッパというようなアパートメント群が建ち並んでいて、ノルウェーとはまた違った重厚さを感じます。
で、なぜこの駅で降りたかというと、
泣く子も黙る世界三大ガッカリの「人魚姫像」。三大ガッカリなんて言われたら見に行きたくなりますよね~。まずいラーメンって言われると食べてみたくなるのと同じアレですね(笑)
いやぁもうガッカリするつもりで行ったわけですから、何も期待はしていないわけですが、朝早いにもかかわらず中国人団体ばっかりで別の意味でガッカリ…引きで撮るとこんな感じです。
写っているのはみな中国人…そしてバックの工場煙突がまたなんとも言えないガッカリ感を醸し出しています。
ガッカリということが先行してしまって、人魚姫像のいわれについてはあまり関心も無いようですが、かの有名なビール、カールスバーグ創設者の息子が人魚姫物語のバレエに感銘して、100年ほど前に作らせたとか。う~ん、歴史もガッカリですね。
まぁ人魚姫像自体もネタとしては充分ですが、この周囲はカステレット要塞と言って、真上からみた姿はまさに函館の五稜郭と同じキレイな星形をしています。横から見ても分かりませんが…ランニングしている人も多く、とても雰囲気のいい公園です。
再びオスターポート駅。
ここからエストーというデンマーク国鉄の近郊電車に乗って、北へ30kmほどのヒレレズを目指します。
なんだかとても愛嬌のあるお顔立ち。一両がとても短く1ドアで8両編成。列車によっては重連の16両編成で走っています。それにても来る電車来る電車落書きだらけ…ノルウェーではほとんど見かけませんでしたが、これが本来のヨーロッパですね…
車内はこんな感じ。座り心地がメチャ悪い…
ヒレレズはデンマーク屈指の観光スポット、フレデリクスボー城のある街として有名です。コペンハーゲン市内にもいくつかのお城はありますが、このフレデリクスボー城は内外装ともケタ違いのスケールとの評判を聞き、少ない滞在時間ながらあえて足を延ばしてみました。
デンマークの田園風景を眺めながら40分ほどでヒレレズに到着。エストーもここが終点。ここから先は非電化区間となり、同じホームの先にはディーゼルカーが接続を待つ、のんぴりした雰囲気の駅です。
構内のセブンイレブンで軽食と飲み物を調達。標識にそって正面の歩道を真っ直ぐ行きます。
10分ほどで大きな広場に出ます。広場の奥は池になっていて、ここで初めてフレデリクスボー城が姿を現します。
おぉーっ、美しい…煉瓦色の建物に青銅色の大きな尖塔。ドイツやイタリアにあるような古城とはまたちょっと違った綺羅びやかさを感じる佇まいです。
池に沿って城を目指します。
まるでテーマパークのようです。
門をくぐると噴水の向こうにフレデリクスボー城の全容が伺えます。とにかく見る角度によって全く違う表情を見せる城です。計算され尽くした美しさを感じます。
このフレデリクスボー城は、450年ほど前から建設に着手し、特に17世紀頃クリスチャン4世によって城の大半が築かれ、以後デンマーク王室により利用されてきました。建物はルネッサンス様式ですが、オランダ人の建築家によって作られたとあって、確かに城の雰囲気はオランダっぽさがあると言えばある感じ。
しかし、1859年の火災で多くが消失してしまい、ビールメーカー、カールスバーグの創始者J.C.ヤコブセンらによって再建、現在は国立歴史博物館として公開されています。
入場料は一人75DKK。申し出ればパスポートと交換にオーディオガイドも無料で借りることができ、嬉しいことに日本語のプログラムもあります。iPod片手にいざ城の中へ…
バラの部屋。もう、いきなり一部屋目から度肝を抜かれます。天井の彫刻に圧倒されてポカーン…
しかもここはダイニングルームとか…
そして教会。ここは火災を免れたので、創建当時の姿を残しています。
教会に繋がる通路も天井に圧倒されます。
謁見室。
廊下はなく、部屋から部屋へと渡り歩いていきます。この辺はウィーンのシェーンブルン宮殿に似た感じ。部屋という部屋当時の調度品や肖像化が所狭しと展示されています。
そして極めつけの大ホール。ヴェネチアのドゥカーレ宮殿もびっくりの豪華さ…もうお腹いっぱいです。
窓から望む前庭。
城を出て庭へ回ります。やはり見る角度によって全然表情が違います。
今度は来た時と逆、池の西側を回って駅に戻ります。
エストーで再びコペンハーゲン市内へ。コペンハーゲン中央駅の2つ手前、ノアポート駅で下車。メトロに乗り換えてさらに一駅、コンゲンス・ニュートー駅へ。
駅の上はコペンハーゲン随一の繁華街、ストロイエ通りの起点にあたるところ。目の前には有名デパートマガシンの重厚な建物。
なんだかとても高級そうに見えますが、店内は意外とカジュアル。でも商品は決して安くはないですが…北欧雑貨、インテリア好きにはたまらない空間でしょう。
ここではHEYのランドスケープドット柄ティータオル2枚セット(149DKK)とアイスクリーム柄のバスティアン テキスタイル(39.95DKK)を購入。
ここから5分ほど海側へ歩くと、コペンハーゲンの代名詞ニューハウン。もうとにかく凄い人…
巨大なボートがひっきりなしに出入りします。
ベルゲンとはまた違った鮮やかさ。建物の一階はほとんどがレストラン。ビール片手にご機嫌の観光客が大騒ぎ。
時間がないので一周回ってストロイエ通りへ。ここからコペンハーゲン中央駅へ向かって歩きます。世界最初の歩行者天国と言われています。歩いている人の数もすごいです。
先ほどのマガシンと並んで二大デパートと称されるイルム(Illum)。上層階にはレストランもあるのは日本と同じ。
LEGO本店。店の奥にはお菓子の詰め放題みたいな、レゴ詰め放題のコーナーも。小さい時にレゴで遊んだ記憶が殆ど無く、あまりテンションは上がらず…
途中小腹が減って何気なく入ったカフェ。サンドイッチが食べたかったんですが、何やらワッフルがジャンジャン売れているのでこちらも購入。激ウマ。こんな超ベタな観光地でも味に抜かりないのが素晴らしい!!
もちろんご当地・観光地マグネットコレクションも購入。一番手前に世界三大ガッカリの人魚姫像、そしてニューハウンの街並みと女王の宮殿アマリエンボー宮殿、森の向こうにはさりげなくループを描くチボリ公園のジェットコースター。背後にそびえるのはフレデリクスボー城か? クロンボー城か? コペンハーゲンの魅力を凝縮した作品。
ストロイエ通りの終点には荘厳な市庁舎。
そしてその横にはアンデルセン像。ガッカリはしません(笑)
アンデルセンの見つめる先には…
世界最古とも言われるテーマパーク「チボリ公園」
いやあこうして見るとコペンハーゲンなかなか侮れませんな…
空港へ戻らなければならない時間が近づいてきました。ラストミニッツは中央駅前のスーパー、イヤマ(Irma)でお買い物。キャラクターのイヤマちゃんが目印です。
イヤマは日本で言えば紀伊国屋みたいな高級路線なのと、そもそもデンマークなので安い! という感じはないですが、オリジナル商品やデザインのよい容器に入ったお菓子類など、北欧らしい食品類をお土産にしたいならよいお店です。
ロイヤルダンスクのクランベリーミニクッキー(49DKK)
Bornholmsのロブスタースープ(20DKK)
鯖の缶詰レモン風味(17DKK)
水を入れるとできちゃうパン?! (25DKK)
そしてなぜか日本人に大人気のイヤマ・オリジナル・トートバッグ(35DKK)。日本で買うと7~8倍近くします。
このお店でもトートバッグ目当ての日本人を何人も見かけましたが、中には大量に買い占めていく輩もいるみたいで、運悪いと店頭に出ていない場合もあるようです…
トートバッグに大量の食品を詰め込んで空港に戻ります。
風格あるコペンハーゲン中央駅。駅舎は橋上式で、階段を降りるとホームがあります。
ロッカーからスーツケースを取り出し、買い込んできたお土産類を整理してチェックイン。
コペンハーゲン空港のロゴがショッピングバッグの形をしているところからして、免税品店街は買わせる気満々の品揃えです。
デパートIllums も出店しています。コペンハーゲンの街並みをポップに描いたテキスタイルを購入。キッチンの窓の日除けにしてみました。
旅も終わりです。TK1786便でイスタンブールに向かいます。
ターキッシュエアラインズのビジネスクラスといえばウェルカムドリンクのノンアルコールカクテル。
座席はこんな感じ。ヨーロッパ~イスタンブール線は2~3時間程度のフライトなので、エアバスA320、A321、ボーイング737などの単通路機が主体です。
それでもパーソナルモニターはしっかり装備されていて、コントローラーはスマホのような最新型でした。
ターキッシュエアラインズには、機内食の製造を担当しているDO&CO社のスタッフが搭乗し、シェフの姿で料理の盛り付けや飲み物のサーブを行っています。長距離便はもちろん、ヨーロッパ~イスタンブール間の僅か数時間のフライトでも抜かり無いのが素晴らしいところ。
もちろん食事も美味しく、世界3大料理と言われるトルコ料理を堪能できます。
2時間半ほどでイスタンブールに到着。日本~ヨーロッパ間は中東の各社が割安な運賃を提供していますが、UAEやカタールだと乗継地からヨーロッパまでが5~6時間かかるのに比べ、イスタンブールは2~3時間とフライトタイムが短いので、気分的にも楽ですね。
イスタンブールではちょうど1か月前の6月28日に空港自爆テロ、2週間前の7月15日にはクーデター未遂と立て続けに発生し、これまで利用した時に比べると制限区域の中とは言え旅客が減った感じがします。移動の際にちらっとテロの現場になったチェックインカウンター付近も見えましたが、手荷物検査に並ぶ人の列も格段に少なく、以前の行列がウソのようです。制限区域内だからか、意外にも銃を持った軍人などは見かけませんでした。
乗り継ぎは2時間45分ありますが、おとなしくターキッシュエアラインズご自慢のラウンジで過ごすことにします。
ラウンジは4年前の新婚旅行以来ですが、1階のフロアが拡張され巨大なラウンジがさらに大きくなっていました。
拡張されたエリアにはゴルフのシミュレーターやスロットカーのサーキットまであります。
設備だけでなく、食事も飲み物もレベルが高いです。濃厚なトルコ・コーヒーはスタッフがその場で抽出してくれます。
ディスプレイに表示されている行き先は、中東やアフリカなど聞いたこともない地名、テロや紛争で時たまニュースで聞く地名などがずらりと並んでいます。
無事搭乗を終えこの旅最後のフライト。数えてみれば7フライト目…成田行きはボーイング777-300ER。今となっては贅沢な直列配置フルフラットシートのビジネスクラス。2-3-2という配列なので、一人旅の人には向かないかもしれませんが、何よりシート幅やスペースに余裕があり、夫婦なら会話も楽ですし理想の配置です。足元はオットマンのようになっていて、下には荷物も入れられます。
4年前の搭乗時には無かったベッドパッドもCAさんがセッティングしてくれました。いくらフルフラットになっても、シートの上ではやはり固くて寝心地がよくないもの。パッドを敷けばまさにベッドの感覚で楽に寝ることができます。
食事も期待を裏切らない内容。
まずはカナッペ盛り合わせ。
パプリカにひき肉などを詰めたドルマ、スモークサーモンと大根和え、タブーリというパセリとハーブのサラダ。タブーリはちょっとクセがあるので、苦手な人は苦手かも。でも添えられたモッツァレラチーズと相性もよく、トルコらしい一品。そしてひよこ豆のスープ。
メインはスズキのグリル、エビのソテーにレモンバターのほうれん草添え。デザートはチョコレートやフルーツのワゴンサービス。
ビジネスクラスの乗客は無料のWiFiで時間を潰しながら、一眠りすると中国の砂漠上空。
到着前の2食目。ぶどうの葉っぱで包んだピラフ(ヤプラックドルマス)とヒユのヨーグルト和えは新婚旅行の時にトルコで食し、若干トラウマになった一品。ヤプラックドルマスはこの写真くらいの大きさと量ならいいのですが、トルコで食べた時は一個がいなり寿司クラスでそれが米俵のように積み上げられて出てきました…葉っぱの消化が悪いのか結構胃がもたれます。ヨーグルトも日本では料理のソースとして食べることがないので、どうも食べ合わせが悪く感じてしまって…
定刻よりやや早く成田に到着。
フランクフルト空港でのフライトキャンセルから始まった今回の旅。今までで一番大きなピンチを経験した旅だったと思います。結局予定はボロボロになってしまい、消化不良気味の7日間でしたが、初めての北欧ということで、楽しみも多かった分ショックも大きかった…それでも一番行きたかったガイランゲルでは、好天の中絶景を楽しめたことが唯一にして最大の救い。物価も高くそう頻繁に行ける場所ではありませんが、今度はスウェーデンやフィンランドにも訪れてみたいですね。
ノルウェー旅行 5日目 ~ハダンゲル・フィヨルドとベルゲン~
ノルウェー旅行も終盤になってきました。まだ5日目なのに…
ノルウェーで最も美しい街?! ノールハイムスンへ
今日はベルゲンから東へ70kmほど行ったところにあるノールハイムスンとその周辺を散策します。ベルゲンといえばフロム鉄道で有名なソグネ・フィヨルドが定番の観光地ですが、ガイランゲルで素晴らしい景色が見れたので、今日は同じフィヨルドでも少し様相の異なり、牧歌的と称されるハダンゲル・フィヨルドに向かうことにしました。
昨日今日とベルゲン連泊なので荷物はそのまま。幾分気が楽です。
ホテルで朝食を済ませた後、徒歩で5分程のバスターミナルに向かいます。ベルゲンのバスターミナルは想像以上にでかく、自分の乗るバスの乗り場をしっかり確認しておかないと乗り遅れる危険性が…所々にチケットの自販機があり、目的地のステインスト(Steinstø)までのチケットを、タッチパネルで停留所名を入力して購入します。途中で乗り継ぎとなる場合でも目的地まで購入してOKです。クレジットカードも使用OK。
オーレスンでもそうでしたが、ノルウェーの地方を走る路線バスは複数系統の乗せ合わせが頻繁に行われています。このバスも私達の向かうSteinstøを経由しソグネ・フィヨルドの玄関口ヴォス(Voss)行きの925系統とトロルの舌と言われる、山の崖から水平に突き出た岩、トロルトゥンガで有名なオッダ(Odda)行きの930系統と2つの路線が乗せ合わせになっています。
チケットはペラペラの紙ながらICチップが入っていて、乗車の際運転士横のリーダーに「ピッ」とかざして乗り込みます。Suicaのようなチャージ式の乗車券や定期券もあるようですが、地元の人向けで観光客は購入できないようです…。
ちなみに車内ではクレジットカードが使えません。出発直前に乗ってきたおねーちゃんが現金なくて困ってました。カード社会のノルウェーですが、なぜかこのベルゲンエリアのバスはキャッシュオンリー。結局おねーちゃんは途中のスーパーで停車してもらってATMに走ることに…
バスは車内に表示器も付いているので安心です。
途中の景色は迫力系ではないものの、キレイな田舎町や湖を望みながらの飽きない車窓です。
ハダンゲル・フィヨルドの玄関口、ノールハイムスンに約90分程で到着。ノールハイムスンの中心部にあるバスターミナルで乗り換えです。今乗ってきたバスはそのまま930系統のオッダ行きとしてすぐに出発。
私達の乗る925系統のバスはすぐ向かい側に停車していました。
ここにはまた後で戻ってきますが、15分ほど待ち時間があったので、港を散策します。ここノールハイムスンは「ノルウェーで最も美しい村」と言われているとか。その真偽は分かりませんが、フィヨルドの水面に映る家並みは確かに美しいです。
ノールハイムスンからさらに20分ほどでステインストに到着。降りたのは私達だけ。はっきり言って観光客が降りる場所には見えません。
フィヨルドを眺めながらカフェで過ごす…贅沢なひととき
なぜわざわざこの場所に来たかというと、この近くに農園が経営するカフェがあるとネットで紹介されていたから。このあたりは果樹園が多く、フィヨルドに沿ってベリーやリンゴ、チェリーなどたくさんの果樹が並んでいます。
バス停から5分ほど歩くと、お目当てのカフェ「Steinstø Fruktgard」がありました。まだ営業時間前のはずだったのですが、すでにオープンしている模様。ここでは折り返しのバスまで2時間もあるので、ゆったりと時間を過ごせます。山小屋のような小さな建物がそのお店です。
カフェの横は小高い丘になっていて、ベンチに座ってフィヨルドの雄大な景色を眺めることができます。
店内は20人も入ればいっぱいのスペース。名物のアップルパイと、ラズベリーのゼリーがのったチーズケーキをいただきます。どちらも手作り感のある美味しいケーキ。アップルパイは甘さも控えめで、生地とリンゴの食感が絶妙。チーズケーキはもっと美味しく、甘酸っぱいゼリー状のラズベリーとの相性も抜群でした。
不安定な天気でしたが、晴れ間が覗いた時を見計らって裏手のテラス席へ。とくに物凄い景色が…というわけではないですが、広大なフィヨルドの海と果樹園に挟まれながら、時間を気にせずのんびりとコーヒーを啜る。なんとも幸せなひとときです。
ここはハダンゲルフィヨルド観光の幹線道路になっているので、お昼前あたりから続々と観光バスがやってきて、団体客が休憩をしていきます。併設の売店も大忙し。
売店ではおみやげに手作りジャムを購入。ラスベリーやリンゴ、いちじくの他にルバーブという日本ではあまり馴染みのない大黄の葉柄を煮詰めたジャムなんかもありました。
カフェの山側は農園になっていて、団体客だとそこで昼食を食べたり、農園見学もできるようです。私達も少しだけ農園を散策。
2時間あっという間の滞在を終え、再びバスでノールハイムスンに戻ります。天気は晴れたり曇ったり。食事ができそうなところもあまり見当たらなかったので、スーパーでラップサンドを購入。
ここから2kmほど西にあるスタインダールの滝(Steinsdals fossen) に向かいます。滝はベルゲン行きのバスの通り道なのですが、ちょうどよい時間のバスがなかったので、まぁ食べながら歩くかと町外れまで来たところで大雨…と、ちょうどそこを一台のタクシーが通過。後を追うとバスターミナルの横で止まっていたので、有り難く乗車。雨はますます強くなり、歩いていたらどうなっていたことかと…
スタインダールの滝は落差は80mくらいだそうですが、なんといってもここの目玉は滝を裏側から見られること。裏見の滝ですね。駐車場横のショップで時間を潰しながら、雨が弱まったところを突撃。
雨が降っていたせいか水量も多く、裏で見ると結構な迫力です。
気がつけば青空がチラリ…
滝を眺めながら先ほどスーパーで買ったラップサンドを頬張ります。
周辺もなかなかいい景色です。
1時間ちょっと滞在して、ベルゲン行きのバスで帰ります。途中ベルゲンの手前、アルナ駅(Arna)で下車。バスだとここからベルゲンまで30分かけて山の北側を大きく迂回していくのですが、電車だとトンネルで貫くため僅か1駅10分弱。ベルゲンのベッドタウンとなっているのか、マンションの建設がいくつか進行中で、大きなショッピングセンターもあったりして生活には便利そう。それで駅前には小さいながらもフィヨルドが開けていて、たくさんのヨットやクルーザーが。あぁこんなところで住んでみたい…
電車は20~30分おきの運行。やはり通勤圏とあって、かわずか一駅だけの区間電車も。
フロイエン山から望むベルゲンの絶景
17時前にはベルゲンに到着。ジャムなどのおみやげをホテルに置いて、ゆっくり休む間もなく街歩きに出かけます。まずはベルゲン随一の観光スポットフロイエン山へ。山へはケーブルカーで登ります。
到着した時は大雨でしたが、ショップで時間を潰して弱まるのを待ちます。多少雨が強くても、10分位すれば弱まってくれるのがいいところ。逆に10分もすればまた強くなってくるのですが…
ケーブルカーの駅周辺はハイキングコースが整備されていて、私達も片道10分ちょっとの短いコースを散策。もう18時過ぎだというのに…
駅に戻ってくると、先ほど到着した時は霧の中で真っ白だったベルゲンの街並みがくっきりと。
今夜出航するフッティルーテンの姿も。
山を降りて昨日も訪れた世界遺産、ブリッゲン地区へ。今日は裏から攻めます。
表から見ると一軒家が並んでいるように見えますが、裏は倉庫そのもの。奥行きの長い様子がよく分かります。
表通りに面した Bryggen Husflid というお店で北欧を代表するウールブランド、ロロスツイード(Røros Tweed)のブランケットを購入。メイドインノルウェーでおみやげに適したものってあまりないんですよね…トロルもらっても困るだろうし(笑) ばらまきなら食品、お世話になってる人や家族にはウール製品ってとこでしょうか?
130☓×180サイズが1枚1,450NOK。当日のレートで1NOが12.3円ですから約17,800円。日本で買うと40,000円近くしますから、これは買わない手はありません!!
自宅用と妻の実家へのおみやげ用、母には1,090NOKのベストを購入。3点で3,990NOK、後日還付された免税額6,231円を差し引くと42,000円でした。
他のショップでは妻が最近流行りの塗り絵本も購入。
もちろん観光地・ご当地マグネットコレクションも追加。
この旅最後の晩ごはんはブリッゲン地区のブリッゲロフテ & ステューエナ (Bryggeloftet & Stuene Restaurant)。
まずは定番のフィッシュスープ。105NOK。
メインは妻がバカラオ。タラの塩漬けを干物にして、トマトソースで煮込んだ料理。279NOK。
私はイシャフス ロイ(ishavs røye)。イシャフスは北極圏、ロイはイワナの仲間らしいです。冷たい水で育っただけあって、大柄な白身魚ながら身が締まっていて歯ごたえもよく、ガーリックバターのソースも相まって美味。
これにブレッドとビール2杯で825NOK。まぁ最後の晩餐ですから…
そして帰り道にスーパーでおみやげを購入。
食品土産の定番タラコペースト。250g入りで26.9NOK。
ばら撒きにぴったりなフィッシュースープ。粉末状になっていて大量に買ってもかさばらないのがいいです。水と牛乳を加えて作ります。3人用で16NOK、5人用で28NOK。
世界一まずいお菓子と好評? のリコリス。35NOK。味は甘いような、しょっぱいような、酸っぱいような、苦いような、それでいてクセのある真っ黒な飴玉。罰ゲームに最適。
北欧ではどの家庭にも常備されているというOMEGA-3配合のサプリメント。89NOK。日本では同様の製品が深夜のテレショップで5,000円近くで売られていますが…
その他魚の缶詰系。
ホテルに帰って地獄のパッキング。明日はいよいよ最終日。早朝便でコペンハーゲンに向かいます。
ノルウェーで最も美しい街?! ノールハイムスンへ
今日はベルゲンから東へ70kmほど行ったところにあるノールハイムスンとその周辺を散策します。ベルゲンといえばフロム鉄道で有名なソグネ・フィヨルドが定番の観光地ですが、ガイランゲルで素晴らしい景色が見れたので、今日は同じフィヨルドでも少し様相の異なり、牧歌的と称されるハダンゲル・フィヨルドに向かうことにしました。
昨日今日とベルゲン連泊なので荷物はそのまま。幾分気が楽です。
ホテルで朝食を済ませた後、徒歩で5分程のバスターミナルに向かいます。ベルゲンのバスターミナルは想像以上にでかく、自分の乗るバスの乗り場をしっかり確認しておかないと乗り遅れる危険性が…所々にチケットの自販機があり、目的地のステインスト(Steinstø)までのチケットを、タッチパネルで停留所名を入力して購入します。途中で乗り継ぎとなる場合でも目的地まで購入してOKです。クレジットカードも使用OK。
オーレスンでもそうでしたが、ノルウェーの地方を走る路線バスは複数系統の乗せ合わせが頻繁に行われています。このバスも私達の向かうSteinstøを経由しソグネ・フィヨルドの玄関口ヴォス(Voss)行きの925系統とトロルの舌と言われる、山の崖から水平に突き出た岩、トロルトゥンガで有名なオッダ(Odda)行きの930系統と2つの路線が乗せ合わせになっています。
チケットはペラペラの紙ながらICチップが入っていて、乗車の際運転士横のリーダーに「ピッ」とかざして乗り込みます。Suicaのようなチャージ式の乗車券や定期券もあるようですが、地元の人向けで観光客は購入できないようです…。
ちなみに車内ではクレジットカードが使えません。出発直前に乗ってきたおねーちゃんが現金なくて困ってました。カード社会のノルウェーですが、なぜかこのベルゲンエリアのバスはキャッシュオンリー。結局おねーちゃんは途中のスーパーで停車してもらってATMに走ることに…
バスは車内に表示器も付いているので安心です。
途中の景色は迫力系ではないものの、キレイな田舎町や湖を望みながらの飽きない車窓です。
ハダンゲル・フィヨルドの玄関口、ノールハイムスンに約90分程で到着。ノールハイムスンの中心部にあるバスターミナルで乗り換えです。今乗ってきたバスはそのまま930系統のオッダ行きとしてすぐに出発。
私達の乗る925系統のバスはすぐ向かい側に停車していました。
ここにはまた後で戻ってきますが、15分ほど待ち時間があったので、港を散策します。ここノールハイムスンは「ノルウェーで最も美しい村」と言われているとか。その真偽は分かりませんが、フィヨルドの水面に映る家並みは確かに美しいです。
ノールハイムスンからさらに20分ほどでステインストに到着。降りたのは私達だけ。はっきり言って観光客が降りる場所には見えません。
フィヨルドを眺めながらカフェで過ごす…贅沢なひととき
なぜわざわざこの場所に来たかというと、この近くに農園が経営するカフェがあるとネットで紹介されていたから。このあたりは果樹園が多く、フィヨルドに沿ってベリーやリンゴ、チェリーなどたくさんの果樹が並んでいます。
バス停から5分ほど歩くと、お目当てのカフェ「Steinstø Fruktgard」がありました。まだ営業時間前のはずだったのですが、すでにオープンしている模様。ここでは折り返しのバスまで2時間もあるので、ゆったりと時間を過ごせます。山小屋のような小さな建物がそのお店です。
カフェの横は小高い丘になっていて、ベンチに座ってフィヨルドの雄大な景色を眺めることができます。
店内は20人も入ればいっぱいのスペース。名物のアップルパイと、ラズベリーのゼリーがのったチーズケーキをいただきます。どちらも手作り感のある美味しいケーキ。アップルパイは甘さも控えめで、生地とリンゴの食感が絶妙。チーズケーキはもっと美味しく、甘酸っぱいゼリー状のラズベリーとの相性も抜群でした。
不安定な天気でしたが、晴れ間が覗いた時を見計らって裏手のテラス席へ。とくに物凄い景色が…というわけではないですが、広大なフィヨルドの海と果樹園に挟まれながら、時間を気にせずのんびりとコーヒーを啜る。なんとも幸せなひとときです。
ここはハダンゲルフィヨルド観光の幹線道路になっているので、お昼前あたりから続々と観光バスがやってきて、団体客が休憩をしていきます。併設の売店も大忙し。
売店ではおみやげに手作りジャムを購入。ラスベリーやリンゴ、いちじくの他にルバーブという日本ではあまり馴染みのない大黄の葉柄を煮詰めたジャムなんかもありました。
カフェの山側は農園になっていて、団体客だとそこで昼食を食べたり、農園見学もできるようです。私達も少しだけ農園を散策。
2時間あっという間の滞在を終え、再びバスでノールハイムスンに戻ります。天気は晴れたり曇ったり。食事ができそうなところもあまり見当たらなかったので、スーパーでラップサンドを購入。
ここから2kmほど西にあるスタインダールの滝(Steinsdals fossen) に向かいます。滝はベルゲン行きのバスの通り道なのですが、ちょうどよい時間のバスがなかったので、まぁ食べながら歩くかと町外れまで来たところで大雨…と、ちょうどそこを一台のタクシーが通過。後を追うとバスターミナルの横で止まっていたので、有り難く乗車。雨はますます強くなり、歩いていたらどうなっていたことかと…
スタインダールの滝は落差は80mくらいだそうですが、なんといってもここの目玉は滝を裏側から見られること。裏見の滝ですね。駐車場横のショップで時間を潰しながら、雨が弱まったところを突撃。
雨が降っていたせいか水量も多く、裏で見ると結構な迫力です。
気がつけば青空がチラリ…
滝を眺めながら先ほどスーパーで買ったラップサンドを頬張ります。
周辺もなかなかいい景色です。
1時間ちょっと滞在して、ベルゲン行きのバスで帰ります。途中ベルゲンの手前、アルナ駅(Arna)で下車。バスだとここからベルゲンまで30分かけて山の北側を大きく迂回していくのですが、電車だとトンネルで貫くため僅か1駅10分弱。ベルゲンのベッドタウンとなっているのか、マンションの建設がいくつか進行中で、大きなショッピングセンターもあったりして生活には便利そう。それで駅前には小さいながらもフィヨルドが開けていて、たくさんのヨットやクルーザーが。あぁこんなところで住んでみたい…
電車は20~30分おきの運行。やはり通勤圏とあって、かわずか一駅だけの区間電車も。
フロイエン山から望むベルゲンの絶景
17時前にはベルゲンに到着。ジャムなどのおみやげをホテルに置いて、ゆっくり休む間もなく街歩きに出かけます。まずはベルゲン随一の観光スポットフロイエン山へ。山へはケーブルカーで登ります。
到着した時は大雨でしたが、ショップで時間を潰して弱まるのを待ちます。多少雨が強くても、10分位すれば弱まってくれるのがいいところ。逆に10分もすればまた強くなってくるのですが…
ケーブルカーの駅周辺はハイキングコースが整備されていて、私達も片道10分ちょっとの短いコースを散策。もう18時過ぎだというのに…
駅に戻ってくると、先ほど到着した時は霧の中で真っ白だったベルゲンの街並みがくっきりと。
今夜出航するフッティルーテンの姿も。
山を降りて昨日も訪れた世界遺産、ブリッゲン地区へ。今日は裏から攻めます。
表から見ると一軒家が並んでいるように見えますが、裏は倉庫そのもの。奥行きの長い様子がよく分かります。
表通りに面した Bryggen Husflid というお店で北欧を代表するウールブランド、ロロスツイード(Røros Tweed)のブランケットを購入。メイドインノルウェーでおみやげに適したものってあまりないんですよね…トロルもらっても困るだろうし(笑) ばらまきなら食品、お世話になってる人や家族にはウール製品ってとこでしょうか?
130☓×180サイズが1枚1,450NOK。当日のレートで1NOが12.3円ですから約17,800円。日本で買うと40,000円近くしますから、これは買わない手はありません!!
自宅用と妻の実家へのおみやげ用、母には1,090NOKのベストを購入。3点で3,990NOK、後日還付された免税額6,231円を差し引くと42,000円でした。
他のショップでは妻が最近流行りの塗り絵本も購入。
もちろん観光地・ご当地マグネットコレクションも追加。
この旅最後の晩ごはんはブリッゲン地区のブリッゲロフテ & ステューエナ (Bryggeloftet & Stuene Restaurant)。
まずは定番のフィッシュスープ。105NOK。
メインは妻がバカラオ。タラの塩漬けを干物にして、トマトソースで煮込んだ料理。279NOK。
私はイシャフス ロイ(ishavs røye)。イシャフスは北極圏、ロイはイワナの仲間らしいです。冷たい水で育っただけあって、大柄な白身魚ながら身が締まっていて歯ごたえもよく、ガーリックバターのソースも相まって美味。
これにブレッドとビール2杯で825NOK。まぁ最後の晩餐ですから…
そして帰り道にスーパーでおみやげを購入。
食品土産の定番タラコペースト。250g入りで26.9NOK。
ばら撒きにぴったりなフィッシュースープ。粉末状になっていて大量に買ってもかさばらないのがいいです。水と牛乳を加えて作ります。3人用で16NOK、5人用で28NOK。
世界一まずいお菓子と好評? のリコリス。35NOK。味は甘いような、しょっぱいような、酸っぱいような、苦いような、それでいてクセのある真っ黒な飴玉。罰ゲームに最適。
北欧ではどの家庭にも常備されているというOMEGA-3配合のサプリメント。89NOK。日本では同様の製品が深夜のテレショップで5,000円近くで売られていますが…
その他魚の缶詰系。
ホテルに帰って地獄のパッキング。明日はいよいよ最終日。早朝便でコペンハーゲンに向かいます。
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