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イタリア旅行 1日目

今年は遅めの夏休み。5泊7日でイタリアに行ってきました。
当初はチェコ・プラハからオーストリアを周る旅を計画していたのですが、難民問題が大きくなり、ザルツブルグやミュンヘン周辺も交通が規制されるなど影響が懸念されたため、目的地をイタリアに変更。私は2007年にツアーでミラノ、ヴェネチア、フィレンツェ、ローマを周ったことがありますが、超大忙しのスケジュールで、特にヴェネチアは滞在が半日とかなり消化不良だったこともあり、今回の計画と相成りました。

ということで、昨年のスイスと同じく往路は成田発パリ行きのANA205便でスタートです。
この便特典航空券も取りやすいですし、有償でも料金は安め、スケジュールも成田午後発と利用価値は高かったのですが、ANAにしてみればお荷物であることこの上なかったようで、2015年夏スケジュールをもって運休することになってしまいました。残念です…。


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昼下がりの成田は午前の欧米行きが一通り出発し、大きな荷物を持った13~15時前後の中国行きの乗客が目に付きます。それにしても彼らホントすごい荷物…というかお土産ですね。

チェックインを済ませてWIFIルーターのレンタル手続きへ。いつもJCBがカード会員向けに割引提供している WIFIサービスを愛用しているのですが、受け取りに行こうとカウンターを確認すると…あれ、いつもと違う。場所変わったのかな…と指示されたとおりに1階到着ロビーの配送会社カウンターへ。なんで到着階? と怪訝に思いながら手続きをすると…「お客様のWIFIは国内利用ですが間違いないですか?」と。へっ?! 国内?! 私これから海外行きますのん。な、なんとwebから予約したWIFIルーターは海外から到着した人向けの日本国内用だったのでした…自分としたことが。どうもgoogleで検索してでてきたサイトは、同じJCBが提供する別のサービスだったようで。てか日本語で書いてあったよな?? いやまぁ海外在住の日本人もたくさんいるだろうけどさ。便名とかも入れてるんだから受けたほうも気づけよ、と他人を責めても仕方なく…カウンターは配送業者が代理で受け渡ししているだけなので、コールセンターへ連絡しろと言われあわてて電話。で、またこのオペレーターが全く要領を得ず、キャンセルのこととか新たに海外用を今から借りれるのかということに全く答えてもらえない。なんとか海外用のルーターは出発階にあったグローバルWIFIのカウンターで借りることが出来たものの、出発階と到着階を2往復してようやく決着。いやまぁ自分が全て悪いんですけどね…なんだか初っ端から嫌な予感のする旅立ちとなりました。


ANAが出発する成田空港第1ターミナル南ウイングの保安検査場には、ゴールドトラックという優先レーンが設けられました。更にその脇にはAMC ダイヤモンド会員とファーストクラス旅客が利用できる ANA SUITE CHECK-IN がありますが、こちらのゴールドトラックはノンステータス会員や他社便のビジネスクラス利用者でも利用できます。でもこの時間帯は比較的空いているので、あまり利用価値はありませんが…

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昨年の同便は777-300ERで、ビジネスクラスはライフラットの旧型シートでしたが、今年は787に変わりシートもスタッガードの最新式になりました。

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パリまでおよそ12時間のフライトです。離陸後1時間ほど、ロシアの上空に入ったあたりで機内食が始まります。

アミューズは「干し柿とバターのミルフィーユ仕立て、くるみの飴、ハムとトマトのアスピックとコルニッション
合鴨とりんごのタルトタタン風 2種のオリーブとチーズ ハーブオイルとともに」

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続いてアペタイザー「ミラノサラミで巻いたリエットと秋刀魚のマリネ、アンディーブに愛媛県産清見タンゴールジュースで仕上げたソース添え」

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メインは「いとより鯛のソテー ディル入りカレーの香るクリームソースとさつま芋のピューレを添えて」
鯛そのものは美味しかったですが、カレー味というのがいまいち…。

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飛行機はシベリアの大地を駆け抜けます。
787はブラインドが電子式なので、機内消灯時も1段階濃度を下げて、周りに迷惑をかけない程度に外の景色を見られるのはいいですね。

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時間が戻るヨーロッパ行きの機内では、あまり寝すぎると現地に着いてから眠れなくなります。時差も何も関係なく、どこでもいつでも何時間でも爆睡できる妻を横目に、イタリアのガイドブックに目を通したり、モニターでマツコの知らない世界 マヨネーズ編 などを見ながら時間を潰します。

到着2時間前には2回目の食事。まわりは一風堂のラーメン食べている人が多かったですが、自分はがっつりと洋食「野菜 きのことハムのクリーム煮のクレープ包み」をチョイス。普通に美味しかったです。

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そうこうしている内に飛行機は降下を開始。ほぼ定刻の現地時間19時30分にパリ・CDG空港に到着。
ANAは古風な第1ターミナルを使用。古いながらも何か未来を髣髴とさせるチューブ型に張り巡らされたエスカレーターでターミナル内を移動します。

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入国審査後のATMで200ユーロをJCBのクレジットカードでキャッシング。両替レートは換算日10/12の136.23~77円に対し、136.741円。JCBの場合、サイトで公開されている基準レートに1.6%の手数料をのっけて算出しているようですがほとんど差が無い…手数料の計算方法が違うのでしょうか? ホントよく分かりません…今回は繰り上げ返済をせず通常の支払いサイクルで返済した結果、ちょうど31日分の金利418円を含めてレートを計算すると138.83円に。

日本で現金両替した場合には4円程度の手数料が発生しますから、金利分を考えても得ですし、帰国後繰上げ返済をすればさらに差は開きますね。ちなみに同時間帯にUCカードでクレジット決済した買い物は139.273円というレートだったので、この場面に限っていえばクレジット決済よりも有利なレートだったということになります。

明日早朝のフライトでミラノに向かうため、今日は市内に出ずCDG空港内にあるホテルで一泊。Expediaから予約していた「シチズンM エアポートホテル」は第3ターミナルの近くにあるため、CDG VALというムーバーで移動します。第1ターミナルは珍しく到着階が上で出発階が下という構造ですが、CDG VALの乗り場は出発階の更に下、マクドナルドや売店などがあるフロアになります。ここの売店RELAYで夜食と飲み物を買出し。水とサンドイッチ2つずつで11ユーロ…

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CDG VALはT1==T3==T2と結びますが、各ターミナル間にそれぞれパーキング駅もあります。第3ターミナル駅はパリ市内方面に向かうRERの駅やバスターミナルと併設されていて、周辺にはヒルトン、イビス、ノボテルなどが立ち並んでいます。

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この駅から徒歩3分程で今日の宿に到着。

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この「シチズンM エアポートホテル」まだ真新しいホテルなのですが、システムが斬新。まずフロントが無い。円卓にPCが数台並んでいて、ICカードをリーダーの上に置き名前を入力、予約内容を確認してチェックイン完了。部屋は滑走路の見える側も選べました。最近日本でもハウステンボスに似たようなセルフ主体のホテルが出来ましたが、数年後にはどこもこんな光景があたりまえになるんでしょうね。この日の宿泊費は約12,000円。空港内で新しいホテルにしては安いように思います。

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部屋の中もライティングやカーテン、テレビなど全て備え付けのタブレット1台で操作します。

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部屋からは退役したコンコルドの姿も見えました。

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